ジーコジャパンレポート

2006.6.19 豪雨の中の調整

ブラジル戦に向けて日本代表がボン市内で再び動き出した。クロアチア戦の先発、腰痛の土肥らを除いた10選手がこの日調整した。練習直前には突然の豪雨に見舞われ、雷もなった。その中でミニゲームやシュート練習などを行い1時間半汗を流した。

W杯3戦目は22日のブラジル戦。前日夜に行われたブラジル・オーストラリア戦でブラジルが2-0で勝利したためF組で唯一決勝トーナメント進出を決めた。日本が一次リーグ突破のための最低条件は、世界ランク1位のブラジルに2点差を勝つしかない。厳しい状況だが可能性がある限り諦めるわけはいかない。ジーコ監督もネバーギブアップを宣言し、打倒ブラジルに向けて闘志を燃やした。

ジーコ監督のコメント

-坪井は出るか?
「まだ分からない。今日はそこまでしか言えない」

-キャプテンは?
「中沢だ」

-勝たなければいけない戦いになる
「クロアチアも勝った場合も、引き分けの場合も2点差以上が必要だ。ノルマがかかっている。コンディションも気持ちも切り替えてやっていく。相手は次のステージに行くのは決まっているからメンバーを変えてくるかもしれないが、簡単ではない相手なので。それに対して挑むということしか今のところ言えない。オーストラリアが勝ってしまった場合は自力ではなくなるということを考えるとシチュエーションはすごい厳しくなる。だけど与えられた職業としてとにかく少しでも可能性があれば全力を尽くす。選手にも再度確認してしっかりとして気持ちでピッチに送り出したい」

-今日はシュート練習で監督がパスを出していた。
「まあ選手が全員そろっていればね。選手に両方やらせるんだけど、やっぱり人手が足りないし、ダイナミックにいくには自分がやらなちゃいけない状況だったから。なんというか、味方に優しいパスを出してやる。味方がそのままシュートにいけるような優しいパスを出してやる」

-練習中に虹が出ていたのは気付いた?
「集中してて全然、練習の時は。ホントに虹を見るのは好きだけど今日は見れなかった」

-次は勝たなきゃいけない。フォーメーションはいじる?
「いじります」

-中田を前に出す?
「今日言えるのは坪井が入るということだけ。明日他のネタが出るかもしれませんけど。明日まで待って」

-攻撃的に?
「とにかくもう点をいれなくちゃいけない。ただし、前がかりにいった場合、相手がブラジルだからスカンと入れられちゃうし、それは困るわけだし」

-ブラジルから2点差で勝てる国は少ない。監督の中でイメージは。
「まあ、本当に歴史を見てもこういった本番でブラジルに2点差以上で勝つというのは数は少ない。でもやらなくちゃいけない。この前のコンフェデ杯で2点取ったということ。(オフサイドで取り消された点を加えれば)3点取ったということがある。ただし、あのような攻撃プラス、失点をしてはいけない。簡単ではないが」

-FWの入れ替えは?
「分かりません」

-ブラジルとは戦いにくい?
「ブラジルの場合、やり方を知ってて、選手の特徴を知っていても、何をやってくるか分からない。それで、この選手が左利きだから左をきって、右でプレーさせろと言っても、やはりその裏をかく術を持っているチーム。それがブラジルの強さ。その中でも自分たちでピッチの中で起こることに対応していかなければならない。もしくは仕掛けていかなければならない。そういうところに難しさがある」

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