ジーコジャパンレポート

2006.6.16 紅白戦、そしてニュルンベルクへ

ジーコ・ジャパンはこの日、ボン市内で行った練習で紅白戦を実施した。18日のクロアチア戦に向けた最後の実戦形式での調整。先発組のシステムは予定通り4-4-2で、サブ組の3-5-2を相手に、前後半各30分近くの設定で行った。

先発メンバーは以下の通り。
GK川口、DF加地、中澤、宮本、三都主、MF中田英、福西、中村、小笠原、FW柳沢、高原

内容は決していいものではなかった。序盤はミスが目立ち、三都主のトラップミスや中田英のパスミスなどが相次ぎ、うまく攻撃が組み立てられない状態が続いた。中村や小笠原が蹴ったCKもなかなか合わず、見守った約200人のファンからも何度もため息が漏れた。

時折、サブ組に好機を許す場面もあり、不安が募り始めた前半26分、ようやくチャンスが訪れた。高原が左サイドを駆け上がった三都主にパス。そこから絶妙のクロスが上がり、最後はゴール前に走り込んだ高原が頭で決めて、1-0。3分後には柳沢のポストプレーから右サイドを加地が抜けだし、再び中央で高原が合わせたが、これは惜しくもゴールならず。それでも形を作ることはできた。
後半も、徐々にペースが上がり、両チームともに覇気がでてきた。先発組が軽快なパスワークからチャンスを作る場面が目立ち、好機を作る。だが、後半25分、一瞬の隙をつかれた。サブ組のMF小野が放ったミドルシュートのこぼれ球を、トップ下の玉田に決められて、1-1。これで試合は終了した。

泣いても笑ってもこれが最後の実戦形式。あとは決戦を待つだけだ。練習後、代表勢は試合会場となるニュルンベルクへと空路で移動。17日にはスタジアムで公式練習に臨む。

また、この日はMF中村が37.2度の微熱で体調を崩しており、紅白戦中も動きが重かった。早期の回復を祈るばかりだ。

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