ジーコジャパンレポート

2006.6.14 システム変更

W杯第2戦のクロアチア戦(ニュルンベルク)に向けて日本代表はボン市内のグランドで調整した。フォーメーションの練習やミニゲームを行ったが、オーストラリア戦とは変わり4バックシステムを起用することになりそうだ。この日は長めのミーティングで選手たちと諦めない気持ちを確認した。そして戦術練習前には宮本や坪井、小笠原らと直接会談。システムの変更について話したようだ。また中村俊輔は右足打撲のため、別メニューにて調整。右足首を痛めて離脱していたMF加地はこの日合流した。

新しいフォーメーションは
 
    高原  柳沢
 玉田        小笠原
(中村)
    福西  中田英

三都主       加地
    宮本  中沢
      川口

また、同日の新聞ではオーストラリアを絶賛する報道が相次いだ。全国紙ビルトはオーストラリア特有の動物、カンガルーを引用して「勝利を袋の中に入れた」との見出しで報道。日本のゴールに関しては「真実のゴールではなかった」と報じた。

ジーコ監督に聞く

-4バックにするか?
「みなさんお分かりの通り初めてのシステムではない。今までやってきたし一枚中盤を増やせる。最良の策と考える」

-加地について?
「今日朝も動かしたし午後も全部やったし問題なくいけると思います」

-選手の気持ちの切り替えは?
「もう何が起こったのか選手はよく分かっているしこれから何をしなくちゃいけないかも分かっている。人間は、チームもそうだがこういう崖っぷちになったときにいかに力を発揮できるか。もう全て終わったわけではないし、可能性がある限りは戦う」

-練習前に選手にはなんと言った?
「言うべきことを言ったということしか言えない」

-小笠原が出そうだが
「経験もあるし彼にとってもチャンス。今日見て動きもいいし期待できます」

-クロアチア戦のポイントは?
「今日の動きで点を決めて失点をしないこと。それが全て」

-ブラジルの試合は?
「皆さんも思ったとおり本来のブラジルの動きじゃなかったけど結果を出してしまう。やっぱりサッカーをよく知っている。リードした時の試合運びはブラジルらしい。クロアチアもかなり盛り返したが、押し切ってしまう。それぞれブラジルも追加点のチャンスあったけど押し切ってしまうだけの強さがある。拮抗した中でのカも技術もある。カカがクロアチアでやっていたらクロアチアが勝っていたよ」

-あのカカのシュートは?
「あの位置でクロアチアも同じような形があった。ブラジルはカカがいた。彼がしっかりと決めた」

-クロアチアは?
「今まで見てきたクロアチアだ。ただあの試合では10番(N・コバチ)が負傷した。あれが大きかった。すごくいい選手だし気持ちも入っている。主将だし、彼が途中で交代を余儀なくされたのはクロアチアには痛かっただろう」

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