ジーコジャパンレポート

2006.6.10 決戦2日前

初戦のオーストラリア戦を2日後に控えた日本代表はこの日、セットプレーなどで細部の確認を行った。CKやFKの守備の練習から入り、その後、攻撃に移行。守備は対人の練習で確認したが、攻撃では相手をつけずに、位置取りの確認を行った。前日の紅白戦で復帰した柳沢は故障の影響が出ておらず、先発組で練習。このままなら、オーストラリア戦でもスタメンで出場できそうだ。一方の加地はいまだに別メニューが続いており、現時点では初戦の出場は難しい。

完全に寒さが吹き飛んだドイツは晴天続きで、選手たちの顔も日焼けで色がついてきた。暑さなどによる疲労が心配されるが、練習にも集中しており、非常にいい雰囲気で調整が続いている。いよいよ、残すは前日練習のみ。午後3時からの練習を終えた後、代表は試合会場となるカイザースラウテルンに移動した。

ジーコ監督コメント

-柳沢はリバウンドもなさそうで。
「もういけるんじゃないですか。できるだけ出て欲しいですよね。自分的には使いたいなと思います」

-メディカルの方から時間制限とかなどは?
「それはないです。あとは選手の感じじゃないですか。今のところすべてクリアしているんで。それで、非常に1日1日増やしているし、種類もね。いいんじゃないですか」

-加地はスパイクを履いてやっていた。
「良かったですよね。ヤナギと同じでだんだん上げていくという形で。何もなければ18日はいけるんじゃないか」

-いつも試合の2日前に紅白戦や練習試合をいれることが多かったが、今回は昨日(3日前に)入れた。
「今回はかなり3時というと気温も高いし、そういう意味でもう1日リカバリーできるという意味合いから昨日やった。実際、今日やったらきついでしょう。今日移動もあるし。飛行機で移動だしね。それを考えるとね。日曜日、前日移動だったら、今日やっても良かったけど、移動もけっこう体力使うんで、そういうこと考えたら昨日やったらいいかと。それで体力的なものだけじゃなくてメンタル的にも、ちょっと消耗するときがあるんで、それを考えると昨日が良かった」

-今日の練習ではカウンターからの攻撃も見られた。
「とにかくどっちかというとそれを準備しておくということ。相手も攻めてきて前がかりになってくるわけだから、そこをうまく利用すればいい攻撃、速攻をかけられる。こぼれ球に対しては守り、攻めの時もやったが、とにかくこぼれに対してしっかり意識しておけばかなりのチャンスになるし」

-オーストラリアはシンプルに同じことをやってきそうなチームだが、そういうことを考えると我慢比べとなる?
「マークもきっちりしているし、一昔前のオーストラリアと雰囲気が違う。ここ一番での勝負や修羅場もくぐってきているし。監督もW杯の経験も豊富だし。やっぱり今までの試合を見ているとそういうことがだいぶうかがえるんで、侮れない。そういえば、イングランドとパラグアイどうでした?」

-1-0でイングランドですね。オウンゴールでした。
「そうか」

-相手の高さにスピードで対抗すると思うが、日本代表のスピードに関しては?
「ただね、すべてが高い選手だけじゃないし、相手も。で、まあ全体的な人数で言ったら、うちより高い選手は多いかもしれないけど、いろんなそれぞれの特徴があるし、いろいろと組み合わせてという感じになる」

-全体的な守備の練習が多い。攻撃の練習では相手をつけないでやっていたし、形の確認だった。重点は守備?
「どちらかというと攻撃はポジショニングの練習だった。もうポジショニングをしっかり取れるようにと思って、あえて相手をつけなかった」

-今日でボンで15日の練習を終えた。
「まあ全部やりました。こなすことはね。自分が知ってることは全部やりました」

-今日、川淵三郎キャプテンがきた。
「いつもね、本当にいつも来てくれることに意義があるし、気持ち的にね、いつもそうだったけど、こういう風に話をしてくれると。結局、自分たちのチーフだから。そういう部分で力強い言葉をかけてもらった」

-暑さはすごく強いが、大事なことは?
「まあアジア杯はもっとひどかったから」

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