ジーコジャパンレポート

2006.5.12 スコットランド戦前日

日本は12日、キリンカップ第2戦、スコットランド戦(13日・埼玉スタジアム)に向けて最終調整を行った。いつも通り、2チームに分けてのミニゲームで汗を流し、選手によってはFKなどの居残り練習も実施した。

5月15日にはドイツW杯メンバー23選手が発表される。スコットランド戦が泣いても笑っても、発表前最後の国際Aマッチ。各選手はそれぞれの思いを胸に抱きながら、試合の臨む。

キリンカップはスコットランドがブルガリアを5-1で破っており、スコットランドが1勝、ブルガリアが1勝1敗、日本が1敗という状況。日本がスコットランドに勝てば、1勝1敗で3チームが並ぶ。

ジーコ監督のコメント

「前回の試合で、あれだけ多くの決定機を作り出せた。今回も強い気持ちで臨みたい。やることは変わらない。選手たちは自分たちの置かれている状況をしっかりと把握しているし、昨日のブルガリアとスコットランドの試合が、あのような結果となり、我々にもチャンスがまだある。明日は確実に勝つ。それも、ある程度点差をつけて勝つ。いいゲームをやりたいと思う」

-明日の試合は壮行試合としての重みは?先発の構想は?
「今まで通り、重要な大会なのでとにかく優勝したい。W杯前の日本国内での最後の試合ということに関わらず、日本のユニホームを着ている以上、いつもと同じように確実に勝ちを狙う。スタメンは川口、加地、中澤、宮本、三都主、福西、小野、遠藤、小笠原、玉田、久保」

-ボランチで起用したいと言っていた小野を、ブルガリア戦の途中からトップ下で起用した狙いは?
「ポジションは固定していない。彼が生きるポジションは、マークされていない状況でフリーでボールを持って前が見られるところ。後ろから飛び出していくと生きる。後方から、途中でポジションチェンジしながらトップ下をやり、マークが厳しくなったらまた後ろの方に下がり、ほかの選手がカバーするというように。ボックス型でもひし形でも自由にできる。後ろが4人なら、前を2人にして、引き気味から前に飛び出していってもいい。彼ほどの技術なら、どこでもいけると思う。明日も試合の流れによってどうするか、本人たちも含めて考えるだろう」

-明日は攻撃的にいく?小野にも期待しているのか。
「(日本の優勝条件となる)3点差をつけて勝つということで、明日のスタメンを特別に意識したわけではない。むしろ意識したのはエクアドル戦の時。どのチームが相手でも攻撃的に、失点をせずにということを考えて送り出すつもりだ。3点差をつけるといっても、まず最初の1点目を取ることが大事だから、とにかく最初に1点を取って、そして失点をしないことから始めたい。」

-今回の指示は?
「この前の試合でも完璧に崩されたわけではない。選手たちには、ゴールを奪われたサイドでのポジションやファウルに関して慎重にやるように言うつもりだ。相手が後ろを向いている時にはファウルしないことをもう一度確認する。それ以上に点を取りにいく、この前もあれだけのシュートを打って、点を取っていれば、だいぶ違っていただろう。後ろで守備ばかりして攻撃が手薄になっても困る。いつものような形でやっていければいい」

-久保の足の状態は?
「ドクターがOKということだから、当然出す」

-明日は4バック?なぜ3バックから4バックに替えた?
「前回の試合も3バックから始めて4バックで終わった。内容はそれほど悪くなかった。今回は4バックから始めて3バックで終わるかもしれない。そのままいくかもしれない。すべては試合の流れの中で決めることだ」

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