ジーコジャパンレポート

2006.3.29 公式練習

日本代表の国際親善試合エクアドル戦は30日午後7時20分に大分・九石ドームでキックオフする。日本代表は同スタジアムで公式練習を行い最終調整を終えた。フォーメーションを組み、攻撃の形を作ったほか、セットプレーの守備の練習を中心に行い、マークの仕方などを確かめた。ミニゲームのあとは各選手が居残りでシュート練習やFKの練習などを行った。

ジーコ監督会見

「エクアドルは本大会出場するし、近年力を付けている代表だ。何栄誉船でも力を発揮して勝ち進んできた。メンバーはフルではないが、どんなメンバーでもいいサッカーをするだろう。本大会前の貴重な一戦なので、内容を伴ったしっかりした試合をしないといけないと思う」

-エクアドルは最近5戦4敗だが
「最近の試合では負けてはいるがが、フレンドリーマッチをどう評価するかは難しい。自分もそうだが、監督としてはこの時期いろんななことを試したいだろうし、内容を重視することを考えると。来日してるメンバーはフルではないが技術の高さとか今回のチームは上背もある。今までにない強さがあると思う。今回も向こうの監督は何らかの意図を持って戦ってくるだろうから、フレンドリーマッチの勝敗以前に自分たちもしっかり対応したい」

-坪井が入って3バックになるようだが、遠藤がけがでリタイアしたからなのか
「プランというか今までにもいろいろやってきている。今回も坪井を入れての3バックは初めてじゃない。昨日は遠藤と話して、ももの裏に張りがあるということで、無理をしないようにという判断をした。彼が入ったら4-4-2になることを考えていたが、今回は外れてしまったので坪井を入れての3バックにした。選手たちに動揺はないと思う。突然の変更だったが、いくつかあるバリエーションの中からチョイスしたと考えてほしい」

-2トップに玉田と久保を選んだ理由は?それから久保は最近コンディションが落ちているようだが?
「確かに久保は風邪で調子を落としている。昨日は天候も悪くだるさもあったようだ。しかし今日はエドゥー(テクニカルアドバイザーと)最後までシュート練習をしていたし、動きも戻って、気持ちも入っていた。玉田とは一昨年前にやっている。それぞれの良さを生かすことができるだろう。攻撃での自分たちの責任を担ってやってくれると信じている」

-最後のフリーキックの練習で小野が外れてしまったが
「Jリーグの試合で足首を引きずるようなところがあった。何本もフリーキックを蹴ると、当然足首に負担がかかるので「やめておきます」ということだった。自分としても、あえて無理をさせないようにした。ただ、良くなってきているということなので、今後も自分の良さを出してくれるだろう」

-小野にはどんなプレーを期待するのか?
「彼の良さというのは、経験を生かしてゲームにメリハリをつけることができることだ。そして自分が持っているものを、チームの勝利のために発揮してくれる。これは彼だけの話ではなく、チーム全体で個々の持ち味や良さを出して戦うという意志を持ってほしい。気持ちを持っていないとそういう良さが出せないので、今、出せるものをすべて出してくれと、選手全員に要求したい」

-本大会でテクニカルエリアに1人しか入れないという決定について、改めてどう思うか。また、本番までの間は、どう対応していくのか?
「テクニカルエリアの件はFIFAの決定によるものだ。しかしなぜ、1人しか入ってはいけないのか。試合の妨げになるというのなら分かるが、どのチームであってもスムーズな試合を妨げるようなことはしないと思う。1人に限定するという意味がよく分からない。しかし自分は、試合中にテクニカルエリアで指示を出すことは、それほど多くはない。自分としてはその前、1週間前なり10日前なりで、いかに確実に選手が迷わないようにトレーニングさせるかが大事だし、それを今までずっとやってきた。だから、私が出る回数は少ない。もしあそこで声を出す必要があれば、私なり、通訳(鈴木氏)なり、里内(フィジカルコーチ)なり、だれが行っても確実な指示で円滑な試合運びができると信じている。だが、それよりも、いかに準備をするかが大事だと思う。だから、残念ではあるけれど、それほど支障はないとも思っている。現時点では数試合を残しているが、今回の試合で集められたメンバーで何ができるのかということを、まず私は考える。間近に迫った試合にだけ集中している。また次の試合ではメンバーが変わるわけで、確認の意味も含めて、今何ができるかという事を考えるし、次は次のメンバーで考える」

-柳沢が負傷したが。
「一生懸命やっていたことだからこそつきものなんだ。といっても早く治すためにリカバリーを早く確実にやって欲しい。イタリからもどっていい形で溶け込んでていただけに残念ではある。チームのためにいい仕事をしていたから。早い復帰を願うのみだ」

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