ジーコジャパンレポート

2006.2.17 フィンランド戦前日

フィンランド戦は数人のメンバーを入れ替えて臨む事になりそうだ。日本代表は18日19時20分にキックオフする今年第2戦目となる親善試合フィンランド戦に向けて試合会場となる静岡スタジアム・エコパで最終調整。ジーコ監督は練習前に5分以上ミーティングを行い、セットプレーなど米国戦(10日)での反省点を挙げ選手に指示を送った。

ゲーム形式で行った練習では、選手は米国戦と入れ替えがあり、新たにメンバーやフォーメーションなどをテストしたい意向だ。米国戦で浮かび上がった主に守備の面での課題を修正することができるか。フィジカルが高く、W杯一次リーグで対戦する豪州やクロアチアを仮想とした相手に内容のいい試合ができるか注目される。

なお、ゲーム形式のメンバーは下記の通り。このメンバーがフィンランド戦の先発となる可能性が高い。

GK川口、
DF坪井、宮本、中沢、
MF加地、小野、福西、村井、小笠原、
FW久保、巻

ジーコ監督会見

「米国戦は、今年初めての試合ということもあり、あのような結果に終わってしまったが、明日の試合は前よりも感覚が戻ると思う。この時期はできるだけ多くの選手を試してみたい。と同時に明日は勝ちにいきたい。常に勝ちを意識した戦いをしたい。米国戦ではミスが多かった。年頭なので仕方がない部分もあったが、もう少しプレーの精度を上げていきたい」

-小野の起用について
「坪井も同じ距離を移動している。それにこのチームは今までキーパーソンというような選手は1人もいなかった。すべての人間がそれぞれの役割を果たすだけだ。明日出場する巻は、チャンスを物にしてきた。坪井も村井もそう。久保と小野に関しては、けがによるブランクがあった。今はできるだけスタメンでゲームをこなす必要がある。小野のポジションに関しては、(アメリカ戦の)オフェンシブなものよりも、的確なポジション(ボランチ)でやってもらう」

-システムを変えるが
「このチームには、決まったシステムというものはない。オプションはいくつかある。それは試合内容や、選手の状況を考えて使う。それほど極端に変えるわけではない。明日も同じ感じで試合に臨む」

-GKに求められるものは
「貢献度。それが一番」

-久保について
「現時点で理想的なコンディションではないが、それを戻すには試合を重ねるしかない。腰の痛みについては、癖になっているようだが、もし本当に痛むのならば、ドクターに連絡すると思う。自分は少しも心配していない。何を期待するかということについてはとにかくコンディションを回復すること。これが一番。病み上がりの選手であっても、最大限の努力をすれば、最大限の結果が期待できる」

-巻と村井の起用について
「2人とも攻撃が強い。いいものを持っているし、チームにも貢献している。そうした良さを期待したい」

-フィンランドのセットプレー対策は
「今までも、高さのあるチームとは何度も試合をしている。大きい選手への対処法については今日の練習で確認した」

-米国戦で3失点したことの修正は
「その点については、選手全員と確認した。あれだけの時間帯、ずっと押し込まれるという展開は初めてのことだ。これは、守備陣だけの問題ではなく、チーム全体のこと。以前はそれができていた。(前からのプレスは)初めてやることではないから、以前のような形に持っていくことを全体の課題としたい」

-今日のミーティングは非常に長かったですが
「米国戦で起こったことを確認した。自陣で不用意なファウルを犯してFKを与えないようにということ。相手がボールを持って、例えばニアで合わせてきたときには、まだマークに付けているのだが、セカンドボールになるとおろそかになってしまい、相手にフリーで触られてチャンスを作られてしまう。3点目の失点は中沢がユニホームを引っ張られたがああいった押し合いへし合いというのは常にあること。ホイッスルを待ってしまうと、勝利は遠のく。もっと強い気持ちを持つこと。それらを確認したので、今日は長くなった」

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