ジーコジャパンレポート

2006.1.27 W杯までの日程発表、会見。

日本サッカー協会は、W杯までの日本代表の日程を発表した。キリン・チャレンジカップとして2月18日に静岡スタジアムでフィンランド代表と、3月30日にはW杯に出場するエクアドル代表と大分総合競技場で戦う。5月にはキリンカップ(2試合)を実施する。また日本代表チームのキャッチフレーズは「SAMURAI BLUE2006」に決まった。

2月11日 米国戦(サンフランシスコ)
2月28日 フィンランド戦(静岡)
2月22日 アジア杯予選インド戦(日産)
2月28日 ボスニア・ヘルツェゴビナ戦(ドルトムント)
3月30日 エクアドル戦(大分)
5月中旬 キリン杯2試合
5月30日 ドイツ戦(レバークーゼン)
6月上旬 対戦相手未定(ドイツ国内)

W杯本大会
6月12日 豪州戦(カイザースラウテルン)
6月18日 クロアチア戦(ニュルンベルク)
6月22日 ブラジル戦(ドルトムント)

ジーコ監督

「遅れましたが、皆様にとって素晴らしい年になりますことを心から祈っています。W杯までキリンさんのおかげでいい準備となる試合が組まれている。選手共々、一丸となって頑張っていく。特に今年はW杯イヤーで注目される。1つの試合の内容や勝敗で周囲も一喜一憂し、プレッシャーもかかる年でもある。そういう意味でのサムライの精神。代表に到達する選手は技術的に戦術的にすぐれた選手ばかり。ここまで来れたのも彼らの技術と強い精神力だ。私は彼らに「この試合に勝て」と要求したことはない。本大会で精神的なものを唯一要求するなら強い精神力。どんな強豪でも培ったものをすべて発揮できる強い精神力を発揮して欲しい。期待通り最後に素晴らしい活躍だったと言われるように選手、スタッフ、関係者全員で一丸となって臨みたい。
去年W杯への出場切符を手にするというすばらしい成績を出せたのは協会の努力やキリンさんいサポートしていただいた結果。本大会へサッカーに対する認識を、これだけ日本のサッカーはすごいんだということを誇りを持ってもらえるように、さらなるご声援お願いいたします」

-W杯までのスケジュールに満足しているか。
「日数的な問題よりすべての代表監督が悩んできたことだが、ベストのメンバーで試合ができる日数を考えると、やはり多い方がいい。それを考えると一番のポイントは5月。ここにいかにいい状態に持って行けるかがポイントになる」

-W杯までの期間はテストになるか熟成期間となるか。
「W杯前の最後の期間は個人のテストは必要ない。若いメンバーはアピールして欲しいが、持っているものをチームに生かせるか見る意味では、試合を大切にしていきたい。監督としては昨年の暮れから手がけている新しいフォーメーションを試してみる。欧州組と国内組が一緒にできないなかで、難しさはあるが今までやってきた継続でいい結果が出せるようにやっていきたい。それぞれのグループが切磋琢磨してブラッシュアップしたものを最後に5月にまとめる感じになると思う」

-フィンランドとエクアドルについて
「エクアドルはブラジル、アルゼンチンという強豪がいる中で力を出し切って、W杯出場を決めた南米の国で。南米のスタイルを吸収したいいチーム。こういった国と対戦できることは日本にとってプラスになると思う。フィンランドは代表が強いという印象もあるが、時折、特出した選手が出る国。特にアヤックスで活躍したリトマネンという素晴らしい能力を持った選手がいた。そういう選手が生まれる土壌を持った国だと思う。ヨーロッパスタイルのチームとは、クロアチアがいるし、その先でも戦う可能性があるわけで、それを考えると非常にいい相手だと思う。どの試合でも相手がどうこうではなくて、自分たちの良さをどれだけ出せるかを計る意味で、立ち向かう勢いを見たいと思う」

-W杯に向けて、平山選手を招集する考えは
「最近の彼の活躍には興味を持って見てるし嬉しく思う。海外で活躍するための苦労も知っている。そのなかで結果も出していることは喜ばしこと。ただし、代表にいつ招集するか、W杯までにチャンスがあるかということだが。チャンスは全員に均等に与えている。若い選手に対しては、精神状態を含めて、いつどのタイミングなのか、もう少し見る必要があると思う。彼が最近得点しているからといって投入して、彼がそこで挫折してしまったら、日本にとって多大な損害というか、優秀な選手を失ってしまうことにもなりかねない。周りの選手との連係やいろいろなことを考えながら代表チームを構成していくのが自分の考え。今まで貢献してきた選手が最近結果が出ていないからといって切ってしまうことはない。いいところ、悪いところのバランスを考えて、最高のチームが構成されるように考えていきたい」

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