ジーコジャパンレポート

2005.11.8 アンゴラ戦メンバー発表

日本サッカー協会はアンゴラ戦(16日、国立競技場)に向けてメンバー23選手を発表した。新メンバーなどはいないが、福西や小野ら負傷しているメンバーの招集は見送られた。また宮本や田中誠らけがを抱えているメンバーは招集して話し合った末に起用を決める考えを示した。

メンバーは
GK:土肥洋一(F東京)、川口能活(磐田)、楢崎正剛(名古屋)
DF:田中誠(磐田)、宮本恒靖(G大阪)、坪井慶介、
   三都主アレサンドロ(以上、浦和)、駒野友一(広島)、
   中澤佑二(横浜M)、加地亮、茂庭照幸(以上、F東京)
MF:遠藤保仁(G大阪)、小笠原満男(鹿島)、村井慎二(磐田)、
   阿部勇樹(千葉)、中田英寿(ボルトン)、中村俊輔(セルティック)、稲本潤一(WBA)、松井大輔(ルマン)
FW:大黒将志(G大阪)、玉田圭司(柏)、高原直泰(HSV)、柳沢敦(メッシーナ)

ジーコ監督会見

-アンゴラ戦に向けて
「最後の調整の場としていい相手を選んでいただいた。今年の大きな目標として必ずや本大会の出場権を得るために多くの方々の協力と支持をいただいて獲得できた。自分は満足できる年だった。この1試合をさらなるステップアップのために有効に使いたい。試合に対する考え方は変わらない。必ずやいい準備となるように進めていきたい。確かにこういう時期ですのでベストでやれるのがいい形だが、まず選手と話し合ってみたい。出たいという気持ちは分かっているが選手と話し合って、今回のベストメンバーに近いメンバーを送り込みたい。無理をさせるつもりはない。けがを長引かせるのは怖いので考慮してやっていきたい」

-追加招集はあるのか。
「23人確実に招集するかはあと1節見ての判断で決めたい。出場不可能な選手は補充を考える可能性もある。練習するのに最適な形で。あまりにケガ人が多いなら最終的に何名というのを判断したい」

-アンゴラについて
「W杯に出場するアフリカ勢。最近力をつけているチームでそれなりの成績を挙げているチームとの対戦だから有効に使いたい。自分たちを見てみるとメンバーの中で選手一人一人の力量は良く知っている。親善試合の中で有効性考えると新しいフォーメーションとか本大会で使えるいい準備をするために自分たちが何が出来るかを、招集して戦うのはいいことだと思う。自分は勝ち点3がかかっている気持ち。親善試合でも勝ちたい。常に勝者のスピリットを持ってもらいたい。多岐に渡って戦術的なやり方やW杯に出場してくる戦力的な分析も含めて有効に使いたい」

-ステップアップについて具体的に。
「1つ大きな目的は守備的なこと。ホームで戦う中で高い位置からプレッシャーをかけてボールを奪って次のアクションに結びつける。ボールを奪ってカウンターなど守備のことを試みたい」

-中盤の形について
「招集してコンディションを見てからによる。4-4-2でやりたいが構成は選手の状態をみてから」

-アンゴラの印象。
「アフリカ勢は力をつけてきた。来年のW杯が違う顔ぶれになる。個人能力が高く身体能力が高い。アンゴラの試合がテレビ放映されることがないので選手は戸惑うのがあるかもしれないがカウンターのスペースを与えたり1対1の技量も優れているのでスペースを与えると厳しくなる。逆にうちがどこから足が出てくる分からない相手に何が出来るか。肉体的に厳しいがしっかりとした試合をやることで後につながる。アフリカは個人能力は優れているが90分の中で組織的には切れることがある。そこをつくのがポイント。それを含めていい準備して試合に臨みたい」

-阿部と遠藤について
「遠藤は最初からやっている。阿部は東アジア選手権でいい働きを見せてくれた。自信に満ち溢れている。今回の試合は2人には出てもらいたい。1人1人のテストよりもこの中にはいって新しいことができるか見極め出来る。力は十分信頼を置いている」

-先発メンバーについて
「バックラインはこの時点になると加地が復帰して出ても出れなくても力は分かっているしある程度想像できる。宮本も同じ。話し合って出られないなら中沢や茂庭ら控えも充実している。どいういったコンビでやれるか。構築されたものもあるので心配していない。右は加地と三都主、宮本と中沢でいきたい。実際に来週呼んで話し合って考えていく」

-松井は招集されたが大久保は見送られた
「大久保は今回外れたがこの前も見て力は分かっている。松井はチームでも代表でも良かったのでもう一度みたい。長い間代表でチャンスがなかったのでもう一度見てみたかった」

-第一GKは決めないのか?
「大きな大会では今まで通り第一GKは状態を見て判断していく。これからもそうする。W杯までものこり数ヶ月。状態が変わるから申し上げられない。現時点で、アンゴラ戦の先発もそうだが川口がパフォーマンスがいい。ちょっと前だと楢崎がいい状態を長い間保っていた。だが直前で変わることもある。土肥も第3GKという感じではなく、誰にユニホーム渡しても3人ともレベルの高いGKがいえるのは幸せなこと。3人で切磋琢磨して、上を目指して欲しい。直前に第一GKを決めるようにしたい」

-中田英について
「代表でも顕著な活躍を見せてくれている。力のある選手。気持ちの問題も移籍によって吹っ切れている。今回も彼の良さをひとつの歯車として出してもらえればいいと思う」

-FWはチームでは結果を出していないが。
「現時点では力は分かっている。いいときもあるし悪いときもある。1年間コンスタントに戦うのは難しいと分かっている。いいイメージを持ってやってもらう。柳沢はケガをしているので、来てみて、どの程度できるか。完全ではなくても良さがどの程度生きるか考えると期待ができる。話しながらいい状態にもっていきたい」

-小野と久保の復帰は?
「Jリーグの全ての選手にまだチャンスがある。2人はけがで長い間代表から遠ざかっている。治って何試合かいい形で働いてくれれば戻るチャンスは十分にある。けががなければずっと使っていた。数試合いい結果を出してメディカルからゴーサインが出れば戻る可能性は高い」

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