ジーコジャパンレポート

2005.6.9 凱旋帰国

2006年ドイツW杯出場を決めたジーコジャパンは9日午前に帰国し、成田市内のホテルで凱旋会見を行った。ジーコ監督らスタッフ、選手、サッカー協会の関係者が出席した。成田空港にはファンら250人がかけつけ今回の遠征で見事2連勝し世界一番乗りでW杯を決めたジーコジャパンを迎えた。だが戦いはこれから。ジーコ監督はじめ、選手もW杯本戦で結果を出すために、気持ちを切り替えている。

またこの日はコンフェデレーションズ杯(15日開幕・ドイツ)に向けたメンバー23人を発表。バーレーン、北朝鮮戦を戦った“ベストメンバー”となった。日本代表は11日にドイツに向けて出発する。

コンフェデ杯のメンバーは
>▽GK 土肥洋一(F東京)川口能活(磐田)楢崎正剛(名古屋)▽DF 三浦淳宏(神戸)田中誠、茶野隆行(磐田)宮本恒靖(G大阪)三都主アレサンドロ、坪井慶介(浦和)中沢佑二(横浜)加地亮(F東京)▽MF 福西崇史(磐田)中田英寿(フィオレンティナ)中村俊輔(レッジーナ)小笠原満男、本山雅志(鹿島)中田浩二(マルセイユ)稲本潤一(ウェストブロミッジ)遠藤保仁(G大阪)▽FW 鈴木隆行(鹿島)柳沢敦(メッシーナ)玉田圭司(柏)大黒将志(G大阪)

ジーコ監督会見

ジーコ監督「帰国したばかりだが、正直安堵感がある。就任した当初からW杯出場をするという大きな目標を達成できた。長く日本にお世話になっているので何とか恩返ししたいと思っていた。それに値する仕事ができたということで感激の気持ちがいっぱいだ。川淵キャプテンをはじめとする協会の方々、24時間体制で選手を支えてくれる代表のスタッフの方々、死力を尽くし目標を達成するために戦ってくれた選手たちに感謝したい。残念なのはこの席にいない選手たち。いろいろな事情で今代表に参加していな選手たちだ。彼らの努力も忘れてはいけない。一人一人の力がなければ達成できなかったと思うし、彼らとともに達成した日を祝いたい。マッチメークもお金もかかるし、人的な努力も力を惜しまず与えてくださったスポンサーの方々を含めて、毎試合毎試合、無観客で会場には入れないのにもかかわらず現地に応援に来てくださったサポーターの皆さん、あるいはテレビを通じて多くの方々が多くの力を与えてくださった。本当に感謝したい。ただもうあさってから準備は進んでいく。この目標を達成したことを今日明日にかけて皆さんと祝いたい」

-大きな目標に向けて何が必要か。
「昨日、選手と確認したのは、3回目のW杯出場権を獲得するために、困難な道のりをみんなで力を合わせてやってきたこと。それが達成できた今、現在の世界のサッカー界を見た場合、ほんの一握りの国がW杯の優勝候補と数えられる程度で、ほかのチームのレベルはきっこうしている。それは結果にも表れている。これはありがたいことなのだが、私に与えられた選手のクオリティー、資質は世界に十分に通用すると確信している。今後は、個人がいかに伸びていくか。個人が伸びれば、それが集結したチーム力がさらに上がり、偉業を達成できるチームができると思う。代表の限られた練習時間の中で、すべてを鍛えるのは難しいので、それぞれのクラブで常に上を目指しながら、アジアの代表として世界を狙うという強い気持ちを持って日々を過ごしてもられれば、必ずや今以上のチームができあがると思う。
ただ単にW杯に参加するというのでは全く意味がない。ここまでやってきて、チーム力が試合ごとに上がっている。世界とも対等に戦って、とてつもない偉業を達成できる資質を持ったグループだと思うので、それを確信して前に進んでいきたい」

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