ジーコジャパンレポート

2005.5.31 紅白戦

欧州組の合流で全員がそろった初練習では、いきなり紅白戦を行った。前後半各20分程度で行われたゲーム形式の練習で、バーレーン戦に向けた布陣の全貌が明らかになった。レギュラー組は以下の通り。

GK川口、DF田中、宮本、中澤、MF加地、小野、福西、三都主、中村、中田英、FW鈴木(→柳沢)

ジーコ・ジャパンでは初となる1トップ。3バックをベースに、小野、福西のボランチ、両サイドに加地と三都主を配置し、トップ下に中村と中田英、その前に鈴木を置いた。中村よりも中田英がやや前方に出ることが多く、積極的に攻撃に絡んだ。後半からは鈴木に代わり、柳沢がFWに入った。
前半は攻撃がかみ合うシーンが少なく、サブ組のほうが押し気味に進めた。1トップが孤立し、攻撃の枚数も少なく、シュートチャンスも皆無。しかし、後半から柳沢が組み込まれることにより、流れが変わった。常に裏へのスペースを意識する柳沢の動きがリズムを呼び込み、中田英、中村、小野が飛び出すシーンも増えた。後半2分、中村の縦パスに柳沢が走りこみ、中田英が右足で弾丸シュート。同7分には小野のスルーパスに柳沢が走りこみ、決定機を迎えたが、右足のシュートはGK正面を突いた。同8分は中田英のパスから小野が左足シュート。いずれも得点に至っていないが、攻撃の形が徐々に見えてきた。
一方、守備陣との意思統一ができておらず、全体が間延びし、ディフェンス面で不安を残した。後半18分には稲本、小笠原と通ったボールを最後は本山に決められ、失点。そのままサブ組に0-1で敗れている。
決戦はあと3日後。どこまで修正できるかが鍵だ。6月1日にはUAEからバーレーンへと移動し、最終調整に入る。

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