ジーコジャパンレポート

2005.5.17 新潟合宿スタート

キリン杯に向けた日本代表合宿が17日、新潟県内でスタートした。同カップ戦はその後に控えるW杯アジア最終予選、バーレーン戦(6月3日・バーレーン)、北朝鮮戦(同8日・タイ)につながる重要な一戦でもあり、選手、スタッフは一様に集中した表情で乗り込んで来た。
招集メンバーは20選手だが、この日は欧州組3選手が不在。現段階ではMF稲本が遅れて新潟入りする予定で、MF小野、FW高原は新潟合宿が終了する22日以降に合流する見込み。
この日は午後からフィジカルメニューを中心にこなした。ただ、DF加地とDF三浦が別メニューで調整。三浦はすぐに合流できる見込みだが、左足首のねん挫を抱える加地は数日間、様子を見ることが濃厚だ。18日からは午前、午後の2部練習でさらにコンディションを上げていく。キリン杯では22日には新潟スタジアムでペルー戦、27日には国立競技場でUAE戦を戦う。

ジーコ監督のコメント

-代表合宿がスタートした。
「初日の練習としては良かったと思う。選手が存分にやれる環境が整っているし、これを無駄にせずいい準備をしたい」

-どのようにW杯予選につなげていくのか。
「W杯予選という大切な試合の前のキリン杯。前回(昨夏)もこれで勝って勢いがついた。願ってもない試合だ。選手はリーグ戦を戦っているし、体調などをしっかりチェックして、体力的にも戦術的にも確実にいい準備をしたい。まずはペルー戦やUAE戦でいかに成果を出すかということに集中してから、バーレーン戦に向かう。最初にバーレーン戦に集中してしまうと、(気持ちが)分散してしまう。順々にやっていきたい。一つ一つの試合、一日一日の練習がいいものであれば、確実にそれが実る。キリン杯の優勝にもつながってくるし、後につながる結果を残したい」

-怪我の加地はどうか。
「Jリーグも3節やっているし、もし今日が試合ならば出ていたと思う。調整すれば、十分試合に出れると思う。心配していない。クラブで厳しい試合をしているし、別メニューでやってコンディションの維持やリカバリーで試合に備えることが有効な場合もある。代表だからといって無理をして練習するのではなく、体調を把握して試合に合わせることが大事」

-選手にどのように声をかけたのか。
「今までの努力でここまでたどり着いた。バーレーン戦の1勝は今までの集大成となる。ここで勝てば、本大会へたどり着ける可能性は高い、というようなことを伝えた。改めて気持ちの切り替えを確認したかった。今の自分たちの状況を省みながら、踏ん張れば、今までやってきたことは無駄にはならない」

ジーコの楽しみは、ルイゾン(青シャツ)やブルーノ(写真の3人目)と会えたことだった。どちらもCFZの選手で留学で山形の羽黒高校、ジェロニモ・コーチのチームから来ていた。18歳になり卒業したことから新潟のCUPS(新潟の下部組織の一部のようなもので選手を集めサテライト世代の育成をしている)偶然にも彼らの監督は元住友でジーコと一緒にプレーした事がある藤代氏だった。藤代氏は選手を続けず指導者に変更して、鹿島でもエドゥーが下部組織のコールデイネーターをしている時にジュニア・ユースのコーチをしていた。ジーコは二人の愛弟子に期待を掛け激励していた。

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