ジーコジャパンレポート

2005.3.27 埼玉合宿始動

日本代表はこの日、さいたま市内のホテルに集合し、練習を再開させた。前日にイランから戻って一時解散し、選手もリフレッシュして合宿に戻ってきた。前回で出場停止だったDF田中誠(磐田)とMF三都主(浦和)も合流した。決戦は30日のW杯アジア最終予選、バーレーン戦(埼玉スタジアム)まであと3日。
ミーティング、ランニング、ストレッチとこなしたあとに、チームを分けて、フォーメーション練習を行った。ここでバーレーン戦の先発が垣間見えた。システムはイラン戦での4-4-2から3-5-2に変更。以下がこの日の布陣だ。

GK楢崎、DF田中、宮本、中沢、MF加地、中田英、福西、三都主、中村、FW高原、鈴木

中田英が出場停止で欠場する小野の位置に下がって、ボランチとして配置された。田中と三都主が加わり、イラン戦から戦術が変更された。
フォーメーションを確認した後は、CK練習を実施。左右ともに中村がキッカーを務めた。その後、シュート練習に移り、終了。この日は天候もよく、中田英や高原らが居残りでシュート練習を行っていた。

ジーコ監督のコメント

-イランから帰国して全体の体調は?
「今日の練習を見ていても、疲れとかは感じなかった。次の目標に向けて、イランではああいう形で負けてしまったので、どういう風に立て直すか。試合は迫っている。気持ちの面でも負けられない。そういう意味でも今日の練習は良かった」

-システムを3-5-2に戻すようだが。
「まず、システムで試合が勝てるのなら、監督は必要ない。イランで4バックになったのは田中がいなかったからだ。たぶん、田中がいれば3バックでやっていた。いきなり4バックをやるわけじゃなく、今までもいい結果を残してきて、試合の中で3バックから4バックへということもやってきた。それで、欧州組もコンディションがいい中で、田中がいなくての4バックだった。今回は田中がいるので3バックに戻す。明日、明後日と調整してどうなるか分からないが、今のところは3バックだ。とにかく、システムではなくて、選手ありき」

-中田英はボランチ?
「まず中田英もそうだが、小野もボランチの選手ではない。本来、オフェンシブな選手。中村もそうだ。たまたま彼らがオフェンシブなものを生かせるラインでボランチということ」

-バーレーンというチームに対しては?
「ほとんどのチームに対してその長所を消していくことが大事。バーレーンは中盤より前が精度が高くてスピードもあって、カウンターを仕掛けてくる。そこをいかに抑えるか」

-中田英のボランチはイラン戦で機能したからか(イラン戦途中からボランチに下がっている)?
「昨年のオマーン戦でも同じような形があった。位置はボランチでもボランチの選手ではない。中村との縦の関係、またあそこからならマークも緩い中で彼のオフェンシブな良さも生かせる。後ろからの球出し、前とのいい関係も出ている」

-先発は今日のフォーメーションの形か?
「いつも言っていることだが、これがスタメンだ!そういう質問を良く聞かれるが、見たとおりのものだ。聞くまでもない。そう思ってもらって構わない。そこから変えることはまずない。スタメンですか?と聞かれるのは心外だし、隠したりしない。今までも、敵を欺くことやみなさんを欺くようなことをしてこなかった。みなさんが公表するものがスタメンだ」

-バーレーン戦に向けて。
「とにかく相手を尊重して自分たちのやってきたことを確実に出せるように、戦術など持ってるものを全部出せるように、過緊張しないようにすれば、必ずいい結果が出る」

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