ジーコジャパンレポート

2005.2.6 決断

ジーコ監督はこの日、大いなる決意を明らかにした。
練習は2部練習。午前中はセットプレーやシュート練習に時間を費やし、午後はミニゲームから紅白戦へと移行。レギュラー組とサブ組をきっちりと分けて、いよいよ2月9日の北朝鮮戦に向けて最終調整の段階へと突入した。
練習後、指揮官は本番へのスタメンを固めたことを明言。欧州から帰国する中村俊輔、高原直泰を先発メンバーから外す意向を示した。欧州組を先発から外すことは珍しく、特に中村、高原らを招集しながら、公式戦で先発させないのは初めてのケースだ。

ジーコ監督のコメント

-高原が先日、リーグ戦で2ゴールしたが。
「試合を見ていないが、うれしく思うよ」

-これで高原を北朝鮮戦で起用することを決めた?
「今までも彼はゴールという仕事はやってきたし、それによって扱いは変わらない。点を入れていないときでも代表に呼び続けてきたし、スタメンだったのはコンディションが良かったから」

-中村も使うか?
「たぶん、両方とも先発では使わない。水曜から言っているが、けが人がなければこのままのメンバーでいきたい」

-途中出場になるのか?
「海外組だからといって来たからスタメンというわけじゃない。状況を見て使うかもしれないし、もしかしたら使わないかもしれない」

-高原が試合に使われないのなら代表に行きたくないというような話をしているが。
「本当に選手がそう言ったのかは分からない。確認しなければ分からない」

-シリア戦直後からそう考えていたのか。
「前からそういう考えはあったが、状況が状況だった。今のメンバーがいいと思ったらそっちを使うということ」

-今までもそう思っていた?
「欧州組が今までギリギリで来て自分の力を出せないというのがあった。ベストな方を選ぶ。それは2年間ずっと言い続けてきた。今までも名前で使ったことはないし、驚くニュースではない。全員、日本人なのだから。今までも公平に扱ってきたつもりだ。最初からレギュラーはないと言っている」

-今度は欧州組にポジションを奪い返せと?
「一番いいと思った選手を使う。ただ一ついえるのは、選手には試合に出ても出なくてもチームに貢献するつもりでやってほしい」

-中村や高原がベンチということは相手に脅威を与える?それだけの選手層に手応えを感じているか。
「脅威を与えるかどうかは分からないが、質の高い控えではある」

-今日やっていたセットプレーは?
「こういうこともできるということの確認」

-北朝鮮の情報を選手に伝えたのか?
「まだだ。いつものうちのやり方をやればいい、と最終的には選手に伝えようと思う」

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