ジーコジャパンレポート

2004.12.15 ドイツ戦前日練習

ドイツとの国際親善マッチ(16日・横浜国際競技場)に向けて日本代表は横浜市内で練習を行った。この日は11対11のゲームを行い試合に備えた。DF宮本の辞退に続き左足首を痛めている中沢がこの日もピッチに姿をあらわさず、欠場は確実な状況。4バックで試合に臨むことになりそうだ。先発のメンバーはGK川口、DF加地、茶野、田中、三都主、MF藤田、小笠原、稲本、福西、FW高原、鈴木。
また練習では前日に続き両サイドからのクロスに対するクリアの練習を繰り返した。ドイツ代表が高さを生かした攻撃をしてくるための対策を行った。

ジーコ監督の会見

-ドイツ戦に向けて。
ジーコ監督「ドイツ代表との対戦ですが、いつもと一緒の気持ち、どんな相手にも全力を出して、大事なこの試合を戦うことによって、実りのある試合にしたいなと思っています。いままで対戦したチームと違って、欧州の強豪ですからそれなりのものを出して、無駄にしないでやっていきたい。ピッチに立つからには勝つぞという気持ちは変わっていません。ただ、この時期ですので、けが人が残念ながら出てしまいましたが、その中でもいい戦いをしていきたいと思っています」

-4バックを使うか。
「今日の紅白戦のメンバーでやります。調子自体はそれほど悪いという感じではなかったですね。最終的に後ろを3枚から4枚にしたので、練習をご覧になって分かると思うのですが、ディフェンスラインでは1人が前で、1人が余ってと、その辺のところを(紅白戦中に)止めて確認し合いました中沢には期待をしていたのですが、残念ながら難しいということですので、今回は永田を控えに置いて、後ろを4枚ということにしました。選手たちは能力が高いですから、そつなくこなしてくれると思っています。基本的にドイツに対してスペースを与えてはいけないわけですから、それだけを確実にやっていければ、いいゲームになると思っています」

-稲本、高原、大久保はどうか。
「稲本は、ゲームをこなすという段階。本人も日本代表でやりがいがあるということで、彼の持っている良さを出してくれればと思います。高原には、ドイツでプレーしているということで、明日の相手ともほとんど直接やっているわけですけれども、彼が今一番いいのは、コンスタントにゲームに出ていて、感覚としては非常にいいと思います。動きも非常にいいですし、明日の試合も期待しています。大久保は、問題なくやってくれていると思います。明日の試合に関しては、後半にいろいろ選手を使おうと考えていますが、これは実際にゲームの流れがどのようになるか分かりませんし、もし出場したら他の選手と同じように最大限の力を発揮してほしいと思います」

-ドイツに勝つためには。
「あれだけの強いチームですし、得点の多くがクロス、ハイボールですから、そういった相手の長所を消していくことが重要だと思います。単純にヘディングで勝つということだけではなく、その前にクロスを上げさせない、高いボールを出させないような守備をしたいと思います。ただ、守ってばかりでは勝てませんので、いかに自分たちのスピードを生かした、メリハリをつけた攻撃ができるかが勝負の分かれ目になると思います。そして、グラウンダーのボールを使って、相手を走らせることができれば、非常にいいのではないかなと思います」

-キーマンは稲本か。
「稲本だけではありませんが、彼の特徴は後ろから飛び出してくる動きですとか、ボールを奪った後に自分も前に行ける、というものだと思います。ボールを奪った段階で、選手たちが速い攻撃を意識することが大切だと思います」

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