ジーコジャパンレポート

2004.11.9 日本代表合宿始動

この日、W杯アジア1次予選、シンガポール戦(11月17日・埼玉)に向けた合宿が始まった。さいたま市内のホテルに集合し、午後から練習を開始。ジーコ監督にしては珍しく、初日からボールを使い、戦術練習を行った。この日は10日に行われるJリーグの試合の関係から、GK楢崎、FW玉田が練習に不参加。DF三都主が右太ももに痛みを訴え、別メニューで調整した。
練習では先発組となる選手たちが4-4-2のシステムでボールを回し、動きや役割、バランスなどを確認し合った。この日のシステムはDF加地、松田、宮本、三浦、MF遠藤、中田浩、小笠原、藤田、FW本山、鈴木。代表発表の際、ジーコ監督は2トップを玉田と本山としており、鈴木の位置に玉田が入る見込み。守護神は土肥となる予定だ。
また、指揮官は練習前に選手を集めて今回のメンバー選考における一連の流れを説明した。当初は日本代表における功労者の招集を視野に入れていたが、最終的にはその案を取り止め、今まで通りのグループで臨むことを決断。「選手の気持ちを尊重してこういうことになった」と選手たちに伝えた。
練習は11日まで行って一時解散。15日に再集合し、試合に臨む。

ジーコ監督に聞く

-練習が始まったが。
「いい形で入れて良かったと思う」

-シンガポール戦のテーマは?
「いつもと同じ。勝ちにいく。(W杯アジア1次予選)6勝目を狙いにいく」

-今回も先発を発表している。
「今までも一緒にやっているし、連携はこの数日で上がっていくと思う。問題ない」

-大久保も招集したが。
「彼だけじゃなく、モチベーションはみんな高いと思う。彼も持っているものを十二分に発揮してほしい。使い方はまだ考えていないが、出たら精一杯がんばってほしい。モチベーションがない選手は代表に必要ない。それなら他の職業を選んでもらいたい」

-大久保はスペインに移籍が決まった。
「さっきも声をかけたが、スペインでやるということで日の丸をつけているつもりでやってほしいと思っている。大成功してほしい。自分が彼を代表に引き上げたという自負もある。自分の経験からいくつか彼に言うかもしれないが、とりあえず、さっきはみんなの前でがんばってほしいと伝えた」

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