ジーコジャパンレポート

2004.11.2 日本到着

ジーコ監督はこの日、ドイツで行われたコンフェデレーションズカップの組み分け抽選会から日本に戻った。ひとときの休暇を経て、これから再び代表強化に向けて動き出す。まずは11月3日のナビスコカップ決勝戦、FC東京ー浦和戦(国立競技場)を視察する予定だ。

ジーコ監督に聞く。

-コンフェデ杯では念願のブラジルと当たりますが?
「ブラジルというか、強い国とやりたかった」

-11月17日のシンガポール戦に関しては?
「いろいろと話題になっているのは知っているが、今の段階では何ともいえない。決定まで時間があるので有意義に使いたいと思っている。自分の考えを分かっていただけている人もいれば、分かっていただけていない人もいる」

-今の段階では、(日本代表に貢献してきた功労者たちを)呼ぶことを考えているか?
「今のところはそういう気持ちがある」

-今後の調整次第?
「クラブや日本サッカー協会と話し合いたい。ただ、自分の哲学は変わっていない。日本のために良かれと思うことをやり通していきたい。ただ、今回のことはみなさんには話題にもしてもらえないほうが寂しいから、良かった」

-ブラジルでは休めた?
「向こうでも仕事もあるし、まあまあかな」

-ブラジルとの対戦は念願だったのでは。
「実際、夢がかなったし、非常に楽しみだ。ただ、その前にW杯アジア最終予選が5試合もある。いい結果を残してから入りたい。予選を突破しなければ、何のモチベーションもない」

-中田英寿選手がレッチェ戦で3点に絡む活躍をしたが。
「新聞で彼の活躍した写真が載っていたが、すごく表情が良かった」

-シンガポール戦には呼ぶのか?
「それは彼次第だ。来るのであれば、名前は入っている」

-稲本潤一選手に関しては?
「今の彼のコンディションもあるし、置かれている状況もある。それを考慮しながらと思っている。彼がコンディションによってぜひ来たいというのであれば、考える。もう最終予選進出を決めている試合。中田が長旅をしてまで90分のコンディションだけを見るために呼ぶ必要があるのか、考えなければいけない。稲本の場合はコンディション作りのために来ると言うのであれば考えるし、2人の状況は違うものだ」

-シンガポール戦に対する監督構想が日本で一人歩きしてしまっている感じがするが。
「自分の考えは基本的には変わっていない。この機会に貢献してきた人に感謝したいという気持ちは常にある。もう1次予選突破を決めている。決してシンガポールを軽んじているわけではないし、逆にそう言っている人が、まだ引退しているわけではない、ゲームに出ている彼らに対して失礼だと思う。貢献してきた人に感謝したいという気持ちでアイディアを話しただけだ。それが一人歩きしている部分があるので、これから川淵さんや田嶋さん(技術委員長)と話したい」

-シンガポール戦は鈴木国弘通訳がベンチ入りできないが?
「彼がいないので、必要に思えるか、思えないかがこれで分かる(笑)。代わりの人を入れることは考えていない。ただ、(鈴木通訳には)ベンチの裏にいてもらってサポーターにやんやと言われることを分かってほしい。(隣にいる鈴木通訳に向けて)それよりスタジアムに入ることができるのか?まあ、選手がやってくれれば何もやる必要はないし、チームも良くなっている」

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