ジーコジャパンレポート

2004.10.8 市原ユースとの練習試合

2006年ドイツW杯のアジア一次予選、オマーン戦(13日・マスカット)に向けて合宿中の日本代表は茨城県鹿嶋市内のグランドで市原ユースと練習試合(43分ハーフ)を行い3-2で勝利。しかし先発組が出場した前半は0-2で敗れるなど大一番に向けて不安を残した。後半は控え組を主体としたチームでMF本山雅志(鹿島)の3得点で逆転した。

前半のメンバーは GK川口、DF田中、宮本、中沢、MF加地、中田浩、福西、三都主、中村、FW玉田、鈴木。
日本は早いパス回しから攻撃を組み立てるが、動き出しが遅く速攻は見られない。前半4分には中村から中田へスルーパスで絶好のチャンス。16分には中村のミドルシュートを放つがいずれも相手GKを務めた楢崎に弾かれた。20分には市原ユースが速攻。DFが必死に戻り、相手のスピードを落とさせるが、その後サイドからのクロスを中央で合わせられこぼれ球を先制されてしまった。
その後も36分にはカウンターからシュートを打たれるなど、ピンチの場面も。オマーンはカウンターとミドルシュートが武器。市原ユースのシュートは最後は正確さを欠いたが、この相手がオマーンだったらと考えると不安を感じざるは得なかった。後半43分には相手に2点目が入り前半終了。日本はサイドからの攻撃もなく中村や玉田のミドルシュートに頼るばかりで攻め手はなかった。
後半のメンバーはGK土肥、DF加地、田中、茶野、三都主、福西、藤田、小笠原、本山、玉田、久保。
途中で中沢、宮本、中田、加地が入ったが前半途中で左ひざを痛めた中村は出場しなかった。
疲れの見える相手に後半は代表が一方的に攻めた。活躍したのは本山。スピードのあるドリブルで相手のDF陣を切り裂く。10分には右サイドから右足アウトサイドの見事なミドルシュートを決めると24分には小笠原の右サイドからのグラウンダーのクロスを右足であわせ2点目。41分にはGKのクリアーボールを直接けり返し約40㍍のゴールでスタンドから感嘆の声があがった。右足首を痛め別メニュー調整を続けていた小野はこの日ピッチに姿を現した。ランニング、ダッシュなどリハビリメニューをこなしオマーン戦出場には問題はなさそうだ。

ジーコ監督「疲れがかなり残っているのがあった。怪我だけはしないようにと話していた。動きはそんなに悪くはなかったし、もう一度向こうにいってから紅白戦も考えている。スリッピーな中で良く動いてくれていた。1週間よく動いたんで、その成果は出ている。練習試合は課題がつき物だし、今日やってみて改めて確認することもあった。加地や三都主、三浦らけが人も含めて明るい材料も多い。小野もグランドに来てトレーニングをしたし。ゲーム感はこれからチェックしながらやりたい。1週間はモチベーション高く、集中して有意義に過ごせた。天候は悪かったけど、その中でも意気込みを感じた。あとはマスカットに着いていい準備をして試合にしっかり備えたい」

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