ジーコジャパンレポート

2004.9.8 W杯一次予選インドに4-0の勝利(インド・コルカタ、ソルトレークスタジアム)

日本 4(前半1-0)0 インド

▽得点者【日】鈴木(前半44分)、小野(後半14分)、福西(後半27分)、宮本(後半42分)

日本のメンバー
GK川口、DF中沢、宮本、田中(後半29分→藤田)、MF加地、福西、小野、三都主、本山(後半38分→小笠原)、FW鈴木、高原(後半22分→久保)

W杯一次予選第4戦でインドと対戦した日本は4-0で勝利。3組で勝ち点を12とし、次のオマーン戦(10月17日・マスカット)で引き分け以上なら一次予選突破が決まる。
日本は前半、ゴール前を固めてくるインド相手に苦戦。トップ下の本山は厳しいマークを受け、ミスがかさんでいく。ノースコアで終わるかと思われた前半終了間際。左サイドを三都主が突破しシュート。GKのこぼれだまを鈴木が左足で押し込んだ。
後半開始の前にはアクシデント。前半終了8分後に停電で照明が半分落ちた。なかなか復旧せず26分間後半開始が遅れた。日本はその時ミーティング中。ライターの火をともし宮本主将が「点を取ろう」と気合いを入れた。
後半最初も攻めあぐんだが、14分に小野が直接FKで追加。「あれからペースをつかんだ」(ジーコ監督)という得点で27分には左サイドの三都主のクロスを福西が頭で決めて3点目。42分には右CKから宮本が右ボレーで4点目をいれた。

ジーコ監督の会見

-今日の試合について。
ジーコ監督「90分間通しての戦い方には満足している。インドの守備が堅くてボールを回せなく焦りからミスをして形を作れなかった。2点目取ったくらいからペースになってきた。バランスを崩せず戦えた」

-リスタートからの得点は少なかったが。
「うちのリスタートは確かに武器になっている。その中で2点を取れたのはいい結果だ。インドも阻止しようと体を張ってくるから」

-6月のインド戦の時と比べてどうだったか。
「インドは守備が良かった。2列目の飛び出しを与えてくれずに苦戦した。厳しい守備だった」

-停電があったがフィジカル的に問題はなかったか。
「結果的に後半に点が入ったことが大きいと見られたが、前半は暑くて湿気が高かったが、足が止まらなかった。アクシデントがなくても同じような結果になったと思う」

-オマーン戦に向けて。
「全てのプレーにおいて限られた時間で精度を上げていく。あとは精神面。ルール上では引き分けでいいが、今までよりも積極的にいかないと結果は出ない。勝っていい形で突破したい。積極性失わないためにもいつもどおりのサッカーをする」

-前半最初点が入らなかったが。
「自分は物事をポジティブに考える。前半入らなくても結果を出してくれると信じていた。幸運にも1点入って勢いがついた。このチームはホイッスルが鳴るまで諦めない。何かが起きると思っていた」

-インドはサッカーが好きな国だが、将来についてどう思うか?
「プロ化することと海外の強いチームでやることが大事。インドはレベルが低いとは思わない。ステップアップするにはそれが必要だ」

-インドの監督になって欲しいといわれたら?
「今日たくさんの客が来てくれて嬉しい。選手も幸せに思うしインドの自分たちに対する受け入れてくださる気持ちは幸せに思う。プロとして起こりうることは何ともいえない。日本でも監督を引き受けるのは難しかった。今後日本の監督を退いた後はどうなるか申し上げにくいが、選手や監督として長い間ブラジルを離れているのでブラジルで暮らしたいと思っている」

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