ジーコジャパンレポート

2004.9.6 決戦の地インドへ

W杯一次予選インド戦(8日・コルカタ)を迎える日本代表はインドに向けて成田空港から出発した。1時間ほど飛行機が遅れたが日本を飛び立ったイレブンの表情には自信がみなぎった。この日は午前中に最後の調整を行った。ジーコ監督は「内容が良かった」と手ごたえを得ていた。またジーコ監督はメンバー入りしていたFW柳沢敦(メッシーナ)の招集を取りやめたことを明らかにした。国内合宿から参加できず、インド戦では出場時間が少ない可能性も高いため無理してインドに合流する必要はないと判断された。移籍してセリエA開幕(12日)直前の柳沢を考慮し「メッシーナで集中してやって欲しい」と指揮官は話していた。
午前中の練習はポジションごとに別れて素早いパス回しからサイドのクロスにFWや2列目が飛び込む練習。「早く、早くパスを回せ」とジーコ監督の声が響き、相手を崩す形が繰り返された。その後シュート練習。2人組で両サイドからのクロスに合わせる。サイドからの浮かせたボールを2人組で落とさないようにつなぎ最後はボレーで打つ練習などいつものように数種類の形が行われた。

ジーコ監督のコメント

-仕上がりは。
ジーコ監督「緊張が途切れることはなく、技術面でも戦術面でも良かった。いい結果出て内容も良かった。あとはインドに行ってリクリエーション的な仕上げをする。いい結果が出るような準備はできた」

-本山のトップ下はどうか。
「練習やゲームの中でも本当にいい動きをしていた。積極性を持って自分でいくところ、パスを出すところ、幅広い動きの中でスペースを開けたりいい場面が見られた。試合の中でもやって欲しい」

-本山の高原、鈴木との連携は。
「いいと思う。昔から鈴木とはやっているし特徴が分かっている。高原は頭がいい選手だから誰と組んでも合わせられる。自分のよさを発揮できる3人の動きに期待している」

-久保の腰の具合は。
「フィジカル的には悪くない。試合では状態によって使っていきたい。ゲーム形式では無理をさせなかった。何分間でも出ればいい仕事をしてくれる」

-インド戦に向けて。
「勝ち点3を追加すること。それによって状態が楽になる。長い戦い。消極的になるわけではないが、1つ1つの戦いを通してレギュレーションを最大限に利用したい。期待されている結果を出せるようにしたい」

-柳沢の招集を見送ったが。
「今回の合宿では、海外組が最初から合流し、日本で調整をすることができた。柳沢はチームが変わったし向こうで自分の価値をアピールした方がいいと思う。集中して向こうでやったほうがいい。今回(合宿で)スタメンで起用するチャンスがなかった。無理してインドに行ってベンチじゃ無駄になってしまう。イタリアで力発揮してもらう。まだチャンスはある。まだまだ活躍してもらわないといけないからね」

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