ジーコジャパンレポート

2004.8.31 日本代表合宿始動

9月8日のW杯アジア1次予選、インド戦に向けた国内合宿がこの日、スタートした。FW柳沢敦(メッシーナ)とMF中村俊輔(レッジーナ)は不参加。現時点では試合会場となるインドで合流予定となっている。MF小野伸二(フェイエノールト)、GK川口能活(ノアシェラン)は帰国後、即合流するという強行日程となった。

選手やスタッフは正午に集合し、午後5時から練習を開始。合宿のスタートは恒例のフィジカル練習から始まった。持久走やサーキットトレーニングを念入りに行い、約1時間半で終了した。この日は両膝の裏側に痛みがあるMF三都主アレサンドロがランニングなどの別メニューを実施。また、合流直後の小野、またやや足に疲労が残るMF中田浩二(鹿島)がプールなどで軽めの調整を行った。その他の選手はフルメニューをこなした。

練習後、ジーコ監督が話した。

-いよいよW杯1次予選も後半戦に入る。その初戦となるインド戦に向けた心境は?
「今回はアジアカップに参加できなかった久保、高原、小野の3選手が加わり、チーム全体が盛り上がっている。やり方はいつもと同じで、最大限、力を出し切って、3ポイントを狙いにいく。雰囲気はいい。絶対に引かずに攻撃的な自分たちの形を向こうでもやりたい。今回は上々のスタートを切ったと思う」

-インドには直前(6日)に入る日程だが?
「スタッフ全体で話し合って、また自分の選手時代の経験からも、アウエーの環境は厳しいものになるのは分かっているし、選手をそういう環境からできるだけ遠ざけて、精神的にいい状態でトレーニングをしてほしいということだった。向こうは暑いし、湿気もある。大切なのは10日ほどの期間でいい準備をすること。今回の形のようにいきなり現地に入って試合をやるというのは自分の選手時代にも経験したことだ」

-高原や久保が加わった。
「FWとして状況、状況で最高の仕事をしてほしい。彼らもそう思っている。最大限、力を発揮してほしい」

-その2人が戻ったことで何か変わる?
「いつもと同じで、FWだけじゃなく、インド戦で起こりうることを考えて、チーム全体で対応したい」

-柳沢や中村の合流が遅れている。
「それに関してまだ新しい情報は入っていない。ただ、2人は現地合流となる。柳沢は問題ない。中村は腰の状況が心配だ。問題なければ合流してやってもらう。これから情報を集めて最終的な判断を下したい」

-中村不在の場合は小野がトップ下をやることも?
「ノーだ。彼はいつものポジション(ボランチ)でやってもらう。いつものポジションというのは分かるね?」

-中村の招集に関しては。レッジーナからも文書が来ているが。
「私は選手としか話をしていない。ただ、レッジーナはちゃんと対応してくれている。これはまずいという選手よりも、いけます、という選手を優先したいと思っている。中村に関しては今は静観しているところだ」

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