ジーコジャパンレポート

2004.8.17 3度目のアルゼンチン戦

18日にアルゼンチンとの親善試合を行う日本代表は、試合会場の静岡スタジアムエコパで練習を行った。フィジカルトレーニングでアップをした後は、ビブスが配られフォーメーション練習。前線からプレスをかけるDFの練習や、サイドにつなぎフィニッシュにつなげる攻撃の練習を繰り返した。
メンバーは主力組がGK楢崎、DF田中、宮本、中沢、MF加地、福西、中田浩、三都主、小笠原、FW鈴木、玉田 でアルゼンチン戦の先発になる。
最後はセットプレーの練習。右CKは昨年12月の東アジア選手権以来の先発となる小笠原がキッカー。左サイドは三都主が務めた。中央では中沢、宮本らが合わせアジア杯では最大の武器となったセットプレーに磨きをかけた。その後は選手各自で直接FKの練習を行い1時間半ほどで終了した。アルゼンチン代表も日本代表の後にエコパで最終調整した。
ジーコ監督就任後アルゼンチンとの対戦は2002年11月(●0-2)と03年の6月(●1-4)以来3度目。ただし最初の対戦の際にはジーコ監督が家族の不幸のため、直接指揮は執れなかった。

ジーコ監督の会見

-アルゼンチン戦に向けて。
ジーコ監督「アルゼンチンという世界有数のサッカーの国の代表と戦うことが出来る。何人かのキープレーヤーは参加していないが、伝統と誇りを失わないように気合いを入れて向かってくるだろう。この前アジアカップを優勝することが出来た。連携に関してもかなり長い間練習と試合を重ねて結果を出したチーム。このチームがアルゼンチンと対戦することで、モチベーションが高い。見に来てくれる方を失望させないような戦いをしたい。かなりの気合いが入っている」

-アジア杯決勝と先発は楢崎と小笠原が替わるのか。
「そうなる。小笠原は東アジア選手権でやっている。アジア杯でもこのポジションで練習してきた。彼の良さは球出しとリスタートのキックの精度の高さ。それをチームのために使ってほしい。楢崎についてはひざのけがで長い間、苦労していた。その間に川口の素晴らしい活躍があった。楢崎のことは信頼しているし、それに応えてくれることを信じている。心配なく送り出す」

-アルゼンチンには2連敗しています。
「直接指揮を執った前回は相手にスペースを与えすぎた。あのレベルだとワンミスでフィニッシュまで来る。個人個人の技術も素晴らしい。経験もあるしフィジカルも強い。今回の(日本)チームは完成度、メンバーも違う。あの敗戦からチームが変わって違うチームが出来上がった。転んでもただでは起きないというか、いい経験もした。いい意味での自信もある。うまい選手に対してスペース、時間も与えてしまうこともなくなるだろう。高い位置からどんどんチェックしていきたいかなりちがった形のゲームになる」

-結果以外に何を求めるか。
「相手が強い。全く違ったチームと対戦できる。まずは経験。このチームになってからこういった世界的なチームとどういう戦いができるか。勝利することも大事だがそれ以上にこのチームはどれだけ成長してきたのか、アルゼンチン相手にどれだけできるようになったのか見る意味ではチャンスになる」

-インド戦へのきっかけになるか。
「アルゼンチン戦とインド戦は意味あいが違う。インド戦の準備と考えていない。アルゼンチン戦は、今のチームがどのくらいの力があるのか、いろんな経験をさせる。終わった後は欧州組の調子を見ながら準備をしていく。再来週当たりから国内で練習を積んで現地に入る予定だ。欧州組を加えたメンバーでもう一度チーム作りをするのに備えて国内の練習の中でチームを作っていってインドに向かいたい。ミーティングでもアルゼンチン戦は先のことは見据えていないと言う。今現在のチームはどうなのか、ということに全力を尽くして欲しいと選手に言おうと思う」

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