ジーコジャパンレポート

2004.8.12 アルゼンチン戦メンバー発表

ジーコ監督はこの日、JFAハウスでアルゼンチン戦(18日・静岡)のメンバーを発表した。

日本代表メンバー:GK土肥(FC東京)、楢崎(名古屋)、DF三浦(東京V)、田中(磐田)、茶野(市原)、宮本(G大阪)、松田(横浜FM)、三都主(浦和)、中澤(横浜FM)、加地(FC東京)、MF藤田(磐田)、山田(東京V)、福西(磐田)、小笠原(鹿島)、中田(鹿島)、遠藤(G大阪)、西(磐田)、FW鈴木(鹿島)、本山(鹿島)、玉田(柏)

アジアカップ優勝メンバーからMF中村(レッジーナ)とGK川口(ノアシェラン)が抜けた20選手を招集。8月16日に静岡県内に集合し、試合に臨む。

ジーコ監督

「強いチームと戦うということに関し、またいい機会をもらったと思っている。アルゼンチンとは3回目の対戦となるが、相手もいいメンバーが来るということで、先に繋がる結果、内容を出せるように全力で取り組みたい。メンバーはアジアカップのメンバーから中村と川口を外した20名。他のヨーロッパ組に関しては、けがのリハビリを含めて、今、無理をして来てもらう必要はないと判断した。9月のインド戦(W杯アジア1次予選)が照準だから、今回は20名で臨む」

-アルゼンチン戦はどんな戦い方で臨むのか?
「まったく、やり方は戦術面を含めて変わらない。当然、いつもの勢いを持って臨む。連携に関しても今回、長い期間やれたし、同じような形でやる。川口の代わりとしては楢崎が戻ってくるし、中村の代わりは小笠原か藤田を想定している。今のところは小笠原がスタメンの可能性が高いが、週末の試合(Jリーグ)で確認してから決める」

-インド戦に向けて、伸ばしていきたい部分は?具体的に。
「確かにこのすぐ後にインド戦やオマーン戦が控えるが、メンバー的に今回と違うことが想定される。実際に世界的に強い相手にどこまでできるのかを、あくまで見てみたい。インド戦を想定するということは考えていない。アジアカップと同じメンバーになるので、戦術も同じ。前回のイングランド戦やチェコ戦と同じようにチャレンジ精神を持って臨みたい。その後に時間があるので、W杯メンバーを考えたい」

-久保に関しては?
「彼は故障から復帰してからまだ1試合もやっていない。今週末のJリーグに出るという状況は聞いている。その状態を見て、すぐれたコンディションで代表でもやれるというのであれば、(アルゼンチン戦に)追加召集も考えている。今の段階では何ともいえない。実際、見て決めたい」

-アテネ五輪でスウェーデンに勝利した女子代表に関して、一言お願いします。
「非常にうれしく思っている。女子のヨーロッパの強豪を破った。女子サッカーも根付き始めている。歴史的な勝利をこれからも続けてほしい。日本国民に感動を与えてほしい。ヨーロッパの強豪と対戦することでもっとレベルアップすると思う」

-中田英寿、高原直泰らヨーロッパ組に関して情報は入っている?
「まず高原に関しては自分でも12分くらいプレー(ブンデスリーガ、バイエルン・ミュンヘン戦で途中出場)したのを見た。元気な姿を見せてくれたのはうれしい。動きも良かったように思う。中田英寿に関しては最近、トレーニングマッチで地元アマチュアチームとやったらしいが、まだコンディションがそこまで回復していないという情報を得ている。稲本はいい感じでリハビリができているようで、順調に進んでいる。インド戦に関しては、高原あたりは調子が良ければ可能性があるが、今の調子だと中田英寿と稲本は難しいと思っている。今後、調子が良くなっているという朗報を得たい」

-三都主、加地以外で両アウトサイドの選手をアルゼンチン戦でテストするプランは?
「今の時点でスタメンからメンバーを入れ替えるということはない。中村、川口以外にメンバーを代えるつもりはない。ただ、ゲームの流れの中で必要性があれば、別だが。だれが出ても仕事をしてくれるという確信を、この3週間で得たし、全幅の信頼を置いている。心配はしていない。あとは試合感の問題だけだ。それがない選手はこれから取り戻してくれると思う」

-オリンピックメンバーのA代表入りは?
「今までオリンピックの選手も招集した。茂庭、石川、大久保、阿部、松井らには、A代表に来てもらった。これからも、可能性はゼロではない。ただ、今、A代表でやっているメンバーにも満足している。(オリンピックメンバーの招集は)もう少し時間がかかる。貢献度を見せてA代表に入れると思えば、呼ぶ可能性もあるが。ただ、オリンピックが終わって、インド戦にすぐ呼ぶとなると、その可能性は低い。確かに代表に入っている選手は周囲の注目度は違う。アピールしやすい。ただ、今まで通り、代表未経験選手に関してもJリーグなどを視察する。代表未経験選手でもA代表入りの可能性はある。サッカーの世界は新しい選手が台頭する可能性があるのだから」

また、現時点でのアルゼンチンの来日予定メンバーは以下の通り。
GKレオナルド・フランコ(A・マドリード)、オスカル・ウスタリ(インデペンディエンテ)
DFディエゴ・プラセンテ(レバークーゼン)、ファクンド・キロガ(ヴォルフスブルグ)、アルテル・サムエル(R・マドリード)、ガブリエル・ミリト(サラゴサ)、ゴンサロ・ロドリゲス(ビジャレアル)
MFファン・セバスチャン・ヴェロン(インテル)、アリエル・イバガサ(A・マドリード)、ルカス・ベルナルディ(モナコ)、リオネル・スカロニ(デポルティボ・ラコルーニャ)、ファン・ロマン・リケルメ(ビジャレアル)、エステバン・カンビアッソ(インテル)、マキシミリアノ・ロドリゲス(エスパニョール)、マリオ・サンタナ(パレルモ)
FWエルナン・クレスポ(ACミラン)、ディエゴ・ミリト(ジェノア)、ルシアノ・ガレッティ(サラゴサ)
なお、パブロ・アイマール(バレンシア)は足の付け根痛のため、来日を辞退した。

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