ジーコジャパンレポート

2004.7.23 さあタイ戦!勝ち点3を

アジア杯一次リーグ第2戦のタイ戦は重慶オリンピックスタジアムで午後8時30分(日本時間同日午後9時30分)にキックオフする。日本代表は23日、重慶市内のグランドで午後6時(日本時間7時)から練習を行う予定だったが、渋滞のため30分遅れてスタートした。
この日の練習の中心はセットプレーだった。右CKのキッカーはボランチの遠藤。
そこにDF中沢、宮本、福西、鈴木、田中のヘディングの強い5選手がペナルティエリアわずか内側付近からいっせいに走りこみ頭で合わせる練習を繰り返した。
左のCKやFKは中村がキッカー。「セットプレーで1点か2点を取りたい。タイはあまり高さはないので」と高さを生かした攻撃での得点を狙う構えだ。セーフティとして三都主と加地が後ろでカウンターの守備に備えることも忘れなかった。
最後はいつも通りハーフコートを使ってのミニゲームで仕上げ。組み分けやポジションはバラバラで、楽しそうな雰囲気の中で20分ほど体を動かした。

練習後のジーコ監督の会見

-2戦目を迎えます。
ジーコ監督「(24日の)第一試合のオマーン対イラン戦次第で(一次リーグ突破が)決まる形だが、どんな形でも勝ちに行く気持ちだ。それを選手と確認してしっかりと気持ちを持って臨みたい」

-勝つために必要なことは。
「タイは引いてカウンターを狙ってくる。そのカウンターが非常に速い。自分たちのパス回しでミスをしないことが重要だ。イラン対タイでもイランはしっかりしたパス回しからドリブルを使い、確実なパスとしっかりフィニッシュをすることで(3-0で)勝てた。同じような形でやらないといけない。相手のカウンターを食らわないようにすることが望ましい」

-中村と小笠原をトップ下に並べる布陣もテストしましたが。
「いつも言っているようにゲームで使う形は必ず練習でやっておくようにしている。中村だけではなく、2列目からの球出しと飛び出しが大事だ。(その形を)やるかもしれないし、そういう気構えでいてもらう」

-タイ戦で決勝トーナメント進出を決めたいか。
「とにかく決められれば決めてしまいたい。決められなければ、3試合目のイラン戦で決める。強い相手だが、自分たちの力を出せば勝てる自信はある」

-暑さ対策は。
「最初からこの時期は暑いと分かっていた。それに(キリン杯が行われた)広島や横浜も暑かった。東京で大会が行われていても暑かったはずだ。気持ちで負けてしまったら足が止まってしまう。とにかくやるんだという気持ちが大切だ。最近の選手はよく鍛えられているので、あとは気持ちの問題だと思う」

-ミーティングで何を言ったか。
「集中力を切らさないようにすること。1つ1つの試合を大事にやってきたので今の状況がある。長い道のりだけどしっかり結束を保ちながら集中してやれば困難なものも乗り越えられる」

-攻撃練習が多く守備は少なかったが。
「タイの攻撃に恐れがないからではなくて、前の日の練習と振り分けてやっただけ。ただ攻撃で動き出しの部分で脅威を与えるようにやった」

-予選を1位で通過したいか。
「気持ち的にも意欲的にも1位を目指すというのが考え方だ。地理的にもここに慣れてきているので、1位になってここでやるのがいい(1位なら重慶で準々決勝)。ただ最終的な目標は次のステージに進むことだ」

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