ジーコジャパンレポート

2004.7.18 重慶オリンピックスタジアムで公式練習

アジア杯初戦のオマーン戦を20日に迎える日本代表は、試合会場の重慶オリンピックスタジアムで午後6時から練習を行った。30分×2本の紅白戦で、先発組はGK川口、DF田中、宮本、中沢、MF加地、福西、遠藤、三都主、中村、FW鈴木、玉田。
このメンバーがオマーン戦の先発メンバーであることが有力。
「すごくいい芝だが、日本よりは長くて、葉が厚い」とピッチの状況を語ったジーコ監督。試合会場になれることも目的だったため、プラスになった。紅白戦は先発組が中盤で思うようにパスが回らず、前線へ決定的チャンスは作れずにいたが、2本目にスルーパスに反応したFW玉田が左足で決めて1点を決めた。選手1人1人が声を出してコミュニケーションを取っており、観客がいないスタジアムには日本選手の声が響き渡っていた。連携ミスを少なくするために声が必要なことをジーコ監督やエドゥーTAは重慶に入って確認しておりそれが練習で表れた形。無失点に抑え、DF陣には収穫があったようだ。

練習後ジーコ監督は会見に応じた。会見場には日本人報道陣のほかに中国人報道陣も20人ほど、第3戦で対戦するイラン人の報道人からの質問も出た。

-今日の紅白戦は
ジーコ監督:「けがが怖かったけど、オマーン戦に向けて動きと気持ちが入ったいいものだったと思っている」

-中国代表については
ジーコ監督:「年を追うごとにレベルは上がっている。アジアは日本と韓国、サウジアラビアと中国が引っ張っている」

-どこが強いと思うか
ジーコ監督:「最近のサッカーは伝統や前評判は通じない。欧州選手権で誰がギリシャが優勝すると思っただろうか。私は全てのチームを評価している」

-イランの印象は
ジーコ監督:「本当に強いチームだと思う。アジアを代表するチームだ。FIFAランクも日本より上(イラン21位、日本24位)だし、大きな力を秘めている」

-2月のW杯予選ではオマーンにロスタイムに1点を取る勝ち方で苦戦したが
ジーコ監督:「ロスタイムというか90分で勝ったととらえている。90分間で確実に勝ったと。相手の守備がきつかった。オマーンは攻めてなかったし、シュート数少なかった。今回も厳しい戦いになると思うが、確実に勝ちに行きたい。中盤の固い守備からボールを支配してスペースを狙いながらゴールを狙いたい」

-ピッチの状況は。
ジーコ監督:「すごくいい芝だと思う。ただ通常の日本よりちょっと長い。(16日に練習をした)重慶力帆FCのピッチに似ているが、今までやってきたところより葉は厚いし芝が長い。でもアジアのルールの2・5センチの長さの中のことだし、いいピッチだと思っている」

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