ジーコジャパンレポート

2004.7.12 キリンカップ 日本ーセルビアモンテネグロ戦前日練習

13日の会場となる横浜国際競技上で午後5時から約1時間、最終調整を行った。練習開始前のミーティング、ボール回し、セットプレーの練習、そしてミニゲームと、いつもと同じ流れで前日練習をこなした。セットプレーの練習では、9日のスロバキア戦での失点を意識し、守備を入念に確認した。

練習後、ジーコ監督の記者会見が行われた。
ジーコ監督:「相手も経験豊富ないい選手がいる。とてもいいチームだと思う。我々はこの前(スロバキア戦)の形でいく。いい試合運びが出来ていたので同じような形でいきたい。(キリンカップの)タイトルを獲るための準備は万全だ。あとはグラウンドで力を出すだけだ」

-明日は勝利と優勝、どちらが大事?
ジーコ監督「1戦目で相手より多く得点した勝ち方は良かった。ただ、引き分けでもいいという消極的な戦い方はしない。勝ち、引き分け、負け。我々のノルマを考えると、いつも思うのは、しっかりとしたサッカーをして勝利を狙うこと。どんな試合でも引き分けでいいということはない」

-セルビアモンテネグロに関しては?
ジーコ監督「初戦の内容を見ても、堅い守備からカウンターを狙ってくる。各ポジションに優秀な選手を揃えている。一人が動いたら一人がカバーに入るし、後ろからの飛び出しもできている。ただ、相手は勝たなくてはいけないから、前に出てくるのでスペースが空く。リスタートからの失点をなくし、自分たちの戦い方をしっかりとやりたい。今回、準備は出来ている」

-DFラインは?
ジーコ監督「3人ともやったことのないポジションではない。故障した坪井が出たときも、代わった田中がよくこなしてくれた。全体が崩れることはなかった。中澤は左でも右でもできるし、宮本は4バックの右も左もできる。練習で1度もやったことのない形は使わない。田中は、(6月9日)のインド戦前の高校生相手の練習試合で右をやっている。彼の感覚を生かしてほしい。自信を持って送り出したい」

-攻撃の課題は?
ジーコ監督「課題というか、こうした方がいいというのは必ず出てくる。ただ、今の段階で気付かなくても向こうで出てくるかもしれない。今は思いつかない。常に改良しなくてはいけないことはあるんだが」

-欧州組に不安は?
ジーコ監督「ありがたいことに今回は日々、練習に集中している。精神的な不安は見えない。求めているタイトルに向かって何が大切かをしっかりと捉えてくれている。周りに影響を与えるような態度や素振りはまったくない。3人(柳沢、中村、川口)ともとても充実しているし、最後までがんばってほしい」

-柳沢のメッシーナ合流に関しては。
ジーコ監督「代表に残すか残さないかは日本サッカー協会の判断だ。何とも申し上げることはできない。少なくとも明日のメンバーには入っているし、全力でやってほしい」

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