ジーコジャパンレポート

2004.7.8 キリンカップ、日本ースロバキア戦前日

スロバキア戦(9日19時20分キックオフ・広島ビッグアーチ)に向けた前日練習を行った。調整方法はいつもと変わらない。先発メンバーと控え組で攻守に渡るセットプレーの練習をし、その後にハーフコートを使ったミニゲームで調整した。ミニゲームで選手は終始、リラックスした表情を見せ、順調に仕上がった模様。また、前日、腰痛を訴えたFW柳沢は合流。GK楢崎も途中からミニゲームに加わった。この日の午前中、広島市内は激しい雨に見舞われたが、練習開始の午後5時にはほぼ雨はあがっていた。

練習後、ジーコ監督は記者会見に臨んだ。

-まず、スロバキア戦に向けて。
ジーコ監督:「こういった形式の試合、3カ国対抗だし、代表を招集してからいい形で練習できたので、優勝を狙いにいく。内容も次につながるよう、絶対に勝ちたい」

-明日の一番のポイントは?
ジーコ監督:「うちの場合はいろいろなバリエーションがある。究極の目的は勝つこと。個人の動きやパターンだけでなく、連動して動けるようにしたい。最近の試合ではサイドからフィニッシュまで狙うということができているし、明日もそのような形ができるようにしたい。勝たなければ意味がないし、選手と確認しあって臨みたい」

-選手にタフになってほしいと言っていたが、それはどのようなところで見れるか。
ジーコ監督:「精神的なものという意味で、選手はタフになっている。最近は先制されても崩れる場面はない。自分たちをアピールしながら、勝ちにいくことができている。もう1度それを繰り返したい」

-英国遠征などとメンバーが違うが、その中での期待と不安を挙げるとすれば?
ジーコ監督:「確かに久保、高原、中田英、小野、稲本、また楢崎も含めていい調子できていたメンバーは組めない。本来ならチーム力がグッと上がる選手は今回いない。でも、スタメンに入らない選手も意欲を燃やしているし、技術も高い。絶対にいいプレーをしてくれると期待しているし、その確信もある。ピッチに送り出せる。藤田や遠藤などそういう選手も、何かやってやろうと思っているだろうし、期待できる。勝ちにいくという意欲を持っている」

-スロバキア戦の先発は昨日の広島ユース戦と変わらない?
ジーコ監督:「そう。川口、中澤、坪井、宮本、遠藤、福西、加地、三都主、中村、鈴木、玉田だ」

-広島でやるということについては。
ジーコ監督:「ここに来たときに子供たちなどが温かく迎えてくれた。非常にいい印象を持っているよ。その人たちのためにも、いい試合をしたいし、満足をさせる試合をしたい。伝統的にも素晴らしい土地だしね」

-スロバキアの印象は。
ジーコ監督:「最近の数試合を見たなかで、固く守ってカウンターが目に付く。上背もあるし、高いボールやリスタートが怖い。相手のいいところを出させないことが大事。サイドからの失点をしない。攻めるときも、高い相手にどうやって点を取るか。今日、明日に確認して臨みたい。とにかく、自分たち次第。いいサッカーをやれば結果はついてくる」

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