ジーコジャパンレポート

2004.7.5 日本代表始動

ジーコ・ジャパンが当初の予定より1日遅れて、広島市内のホテルに集合した。集合時間は正午過ぎ。その後、午後5時から広島市内で初日の練習を開始した。
当初、23選手を招集したが、この日の練習にフル参加できたのは16人。前日の4日にプレシーズンマッチに出場したFW鈴木、MF中田、FW本山の鹿島勢3選手は宿舎で調整。右ひざを故障しているFW久保は遅れての合流が決まっており、また、1度所属クラブのノアシェランに戻っていたGK川口も6日の合流となっていた。さらに、MF三浦が右足部痛、DF坪井が左股関節痛で、別メニューとなった。
練習メニューは初日ということもあり、フィジカルメニューが中心。瞬発系や持久系のトレーニングを取り入れ、約1時間半、入念に体を動かした。蒸し暑い中でのフィジカル練習だったが、MF三都主は「もっと激しいかと思った。大丈夫です」と話すなど、選手は気合十分。練習の冒頭、ジーコ監督も「アジアカップにつながるキリンカップにしよう。アジアのチャンピオンになることが一番の目標。それに向かって調整しよう」とゲキを飛ばしており、全体的にモチベーションが高く、上々のスタートとなった。

練習が順調に進む一方、不安要素も出た。夕方、代表入りした久保が正式に合宿を不参加となることが決まった。横浜FMのチーム関係者、ドクターと宿舎入りした久保は、代表ドクター、さらにジーコ監督と面談。最終的に、右ひざ関節炎と診断され、アジアカップまで辞退する方向となった。
久保は「だましだましやるよりは、ちゃんと治してからやった方がいいと監督も言ってくれた。アジアカップ?仕方ない。右ひざには違和感がある」と無念そうに話し、宿舎を後にした。

ジーコのコメント
ジーコ監督のコメント:

「練習を近くで見ていても選手に疲れはない様子だった。あとは気持ちの問題。キリンカップとアジアカップがあるし、選手は気持ちを切り替えてやってくれると思う。(練習内容も)初日にしては良かった。キリンカップは2試合ある中で、あとの大会のことを考えて、しっかりと下準備をしたい。特別なことはないが。故障者?全員やれるようになるといいが。けが人に関してはこれからのドクターが見て、その所見が自分のところに来る。軽症だといいが。今回は試合をやりながらチームを調整しなければならない。1日1日を大切にしながら、全員がいいコンディションの中で精神的にもタフにやることが大事になってくる。とにかく、長い時間一緒にいることはいいことだ。柳沢のメッシーナ合流?アジアカップの後ならいいよ。(アジアカップまで)参加させる」

また、久保に関しては「彼には、日本にとってとても重要な選手だと伝えた。少しでもいい状態で戻ってきてほしい」と話した。

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