世界紀行

アングラ・ドス・レイス  夏の首都

以前にアジア、北米、ヨーロッパなどの居心地良い街を紹介してきた。何処も観光や訪問するうえで、その美しさは一見に値するばかりだ。だが、たまに楽園は意外とそれらの反対側に存在するものだ。特にリオデジャネイロがそうである。私のふるさとでもあるリオは自然が豊富で美しい。それにそう遠くもない所でも、他の楽園を楽しむことも出来る。せいぜい150キロメートルも走ればアングラ・ドス・レイスに行く事ができる。 

私が始めてアングラを知ったのはフラメンゴ時代の事だった。緑の沿岸で、サンドラと付き合い始めた頃だった、時間が過ぎているのがよく解る!クラブ役員の中にアウバロ・ニーマイヤーと言う人がいた。彼はアングラに家を持っていたのだ。いつだったか泊まりに来いと招待された。私は一度でアングラが気に入った。たくさんの島々、広い海岸、海での遊びに一日明け暮れた。世界をあちこち歩き回ったけど、今の所アングラと同じような美しさを持った場所は一箇所だけしかない。それはイタリアのサルデーニャ海岸だ。そして私はまだ訪れる機会ないが、ブラジル北部のフェルナンド・デ・ノローニャ島も綺麗だという。      

アングラにはサンドラと何度も休息の為に訪れ、居心地良いホテルに泊まった。宿泊施設も良いが、食べ物も文句なく100点満点を挙げられる。いつもヨットで海を周遊する。これは訪れる機会がある人には絶対お薦めしたい。今回はサイトに載せるためたくさんの景色を記録してきた。 

読者が理解するように説明すると、アングラ・ドス・レイスは周囲に365からの島々が浮かぶ内海に面しており、海水はまったくクリスタルのように澄んでいる!ビーチの数はおよそ2000。ビーチが好きな人達にはとってもお薦め。潜ったり、ボートで遊んだりするのも最高である。有名なビーチを幾つか挙げると;デンチスタ・ビーチはジッポイア島にある、サッコ・ド・セウ・ビーチ、ラゴア・アズール・ビーチ、ヴィラ・ド・アブラハム、それにロッペス・メンデスなどが中でも綺麗な海岸でイーリャ・グランデ島の反対側にある。私が好きなプライア・ロンガはボートに乗ったままで、すばしっこい魚を食べる事が出きる。海面に浮かぶバーがあるのだ。  

普段は友人たちと航海して歩く。島々の美しい場所に船を泊めて景色を眺めたり、少し水遊びをしたりする。ポルトガーロのヨットハーバーから出航し、マカコス海岸かロンガ海岸に向かう。海がとても穏やかで気持ちが良い。ロンガ海岸もデンチスタ海岸も落ち着いていて若者たちも結構集まる所だ。 

アングラ・ドス・レイスは年齢を感じさせない場所だ。旅行代理店などに問い合わせればいつでも行けてこれらの海岸を楽しむことが出きる。私のように年末年始にかけて行けば、年中行事である1月1日の海上行列(船舶で神様を運ぶキリスト教の行事)を見ることも出きる。それに大晦日の年越し花火祭りも見ることが出きる。私は花火をポルトガーロで見たが、30分もの間花火が打ち上げられていた。 

アングラの歴史は少し変わっている。アングラという名前自体、小さな入り江と言う意味らしいが、1502年にここへやって来たポルトガル人のアンドレ・ゴンサウベス航海士の誤解だったそうである。彼は小さな入り江に居るものと勘違いしたらしい。だが、その場所には数多くの島や海岸があった。当時その地域は植民化されたが、それほど開発もされずに過ごしてきた。未だに自然が多く、未開発地域の様子を見せるが、ホテルなどは近代的に出来ている。 

私がタイトルにしたように、正に夏の首都と言っていい位である。海、太陽、おいしい食事、施設も良い。私はアングラ・ドス・レイスの大ファンである。世界紀行を続ける誰かが訪れるならば、そこは間違いなく特別な時間を与えてくれるに違いない。

>一覧へもどる