世界紀行

ロンドン  - 伝統、時間厳守とサッカーの国

FIFA100周年記念祭の折、私のサッカー人生において大変思い出深い都市に再び戻ることが出来ました。それは、世界有数の経済都市であり伝統の都でもあるイングランドの首都ロンドンです。

1981年、現在は取り壊され新たに再建築されているウェンブレィ・モニュメンタル・スタジアムでのブラジルの記念すべき初ゴールを挙げ、ブラジルサッカーの歴史に新たな一行を刻みました。私は、1981年05月12日にブラジルが1対0で勝利した唯一の得点を決めたのです。

サッカー選手であればイングランドとは何らかの関りは必然的に持っているものです。何故なら、サッカーが発明され、ルールが与えられて、更には発展を遂げた国だからです。そして、ブリティン民族は大変興味深いサッカーとの絆を保ち続けています。プロフェッショナリズム(プロ意識)は模範的レベルへ到達しました。更には、快適且つ近代的な素晴らしいスタジアムを有し、最重要な要素である観客も常に溢れる状況なのです。国民は大変熱狂的であり、自由への解放が保守的思想の基準の変化を多少ながら可能にしたのではないでしょうか。マイケル・オーウェンの様に巧みさに長けた選手の出現が眼に留まるようになりました。自由な発想を持つ将来性豊富な若い世代の選手達が頭角を現しつつあり、代表の底上げにも繋がる良い結果をもたらすでしょう。

スポーツ界以外でも、イギリスは時間厳守の代名詞ともいうべき「ブリティン・タイム」で知られる、約束履行の正確性を重んじる伝統の発祥地でもあります。ロンドンには時間の正確性を最も象徴するビッグベンの塔が存在します。要するに、世界一正確な時計であり、 1859年以降には正式に世界標準時間を刻むようになりました。何しろ、地球上の基準でもある子午線はイングランド国土のグリニッジ天文台を通過しているのです。

そして、王国で知られるイングランドの、 1705年に建築され、1993年に一般解放された、王族の住居であるバッキンガム宮殿もアトラクションの一つです。見学者は王室や晩餐室など約80室を観る事が出来るのです。若者達の気晴らしは入り口の警備員達の直立不動をいかに反応させるかでもあります。

それ以外にも、タミザ川の辺に建てられたロンドンタワーや約 800年前の建設物である、町で最古の石橋のロンドンブリッジがあります。更には、1981年にブラジル代表が練習を行ったハイドパークや伝統的な2階建ての真赤なバスも大変興味的です!

そして、文化を好む観光客には戦争・交通・その他諸々の博物館が目白押しです。尚、 FIFA100周年記念祭も数多い博物館の一つである自然歴史館で開催されました。常に見学可能で美しい建造物であり、尚且つ観光客には好奇心をそそるアトラクションが披露されます。

ロンドンは大変魅力的であると同時にとても物価の高い都市でもあります。購買力の強さが観光自体を高騰させているのです。各国を旅行している者であれば、物価の差は一目瞭然でしょう。でも、世代を問わずに多彩なオプションを提供してくれるのです。更に、若者達にはロンドンの夜は熱く燃える程に賑わいます。そして、世界有数の有名レコード店が点在しており、私自身もオックスフォード・ストリートで長男・ジューニオルへのヒップホップの CDを購入しました。

ロンドンでの観光のフィナーレは、風格満ちるお洒落なホテルで伝統の午後の紅茶を満喫することです。私はシュガーキューブを 2個でお願いします。皆さんもいかがですか?

今回の観光巡り “世界紀行”でのロンドンは堪能して頂けましたでしょうか…。

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