ジャパンコネクション

ワールドカップまでJリーグが熱い

[2006.5.2]

あと1週間でW杯開催の為にJリーグが中断される。1シーズンの前半はあと5試合を残している。そろそろ今期のタイトル争いにどのチーム生き残るかと予想する事が可能ではないかと思う。そうは言ってもW杯出場選手を招集する監督としては国内リーグを見る目がもっと注意深く厳しくならざるを得ない。この様な視点から今週はJリーグをテーマに選ぶ事にした。

見る限りにおいては浦和、ガンバ、鹿島と川崎が上位のグループに入っている。まだ後半もあるが恐らく彼らは最後まで争奪戦を繰り広げるであろう。清水とマリノスは今上位陣に接近出来なければ、この中断期間を利用して調整、強化し上位に付く準備をしなければいけないだろう。現段階では根本的かつ計画的にまとまったチームを作ったチームが結果を出している。

選手についてはもっと専門的に見るため、ここ数日私は最大限試合を観戦する事に努めている。そして出来る限りスタジアムに足を運ぶよう心がけている。現時点でどの選手も残り少ないW杯への空席を獲得するために頑張るのは解っている。良いプレーを見せたいが、反面大きなミスを起こさない様にも注意しているだろう。サポーター自身も内容の良いゲームが多くなる事で関心も高まる。Jリーグも人気が高まるであろう。横浜の巨大なスタジアムは例外として、ピッチ内のレベルの高いサッカーを見るためにどのスタジアムも満席状態である。

ブラジル人選手達も期待に答えているようだ。いつもの事ながらブラジル人が多いチームほど上位にいる。そのトップから言うと、ガンバのマグノアウベス、浦和のワシントン、鹿島のアレックスミネイロに川崎のジュニーニョであり得点王も争ってもいる。浦和の監督はブラジル人ではなくドイツ人。川崎の監督は長い間ブラジル人監督の下で働き化身みたいなものだ。

リーグは未だ先は長い。今年のタイトルは恐らくこの前半で上位陣に食い込んでいる中で競われると思う。例えばセレッソのように昨年では最後になってダントツで浮上してきたが、最後に倒れたような意外なチームが現れる事もあり得るかもしれない。それは新たな戦力補給が成されればパノラマも変わるかも知れないが、助走から基盤を整えてきた力はそう安易に変えられないであろう。

話は少しずれるが、ブラジルで熱くなる話で先週末に行なわれた試合でフラメンゴのFWオビーナがPKをシュミレーションしたとレフェリーが判断しレッドカード(イエロー2枚目)で退場となった。問題はテレビの映像を見た限りではオビーナは確かに倒されている事だ。この問題はここ日本でも良く起きる事で気になる。シュミレーションやボールに触ったぐらいでカードを出すレフェリーの厳しさは大きい。私自身、昔FWしていた頃、時には速力があるからちょっと触れられただけでも転んでしまう事があった。それがファウルでも無かったが、私は転んだのであってワザと転んだのではない。それが現在ではヘタすると退場にさせられてしまうリスクを伴っている。この事については全く理不尽ではあるが、W杯が近いので注意を促したい。

危険なプレーや、ユニホームを引っ張って貴重な攻撃を潰した時、サポーターの意に反してわざと倒れシュミレーションをする選手にはレッドカードを出してもいいだろう。それらは当然ながらラフプレーを食い止める手段として良いだろう。しかしファウルを見逃し、おまけに選手に卑怯な態度を取り、チームの試合結果に影響を与えるような場合はそれこそレッドカードだ!!

では又来週会いましょう。

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