ジャパンコネクション

W杯イヤーのJリーグ

[2006.3.27]

2006年度Jリーグの3試合を観て、W杯があるため通常とは少し異なるであろう今期の予想を私なりに立ててみた。まず感じているのは何処のスタジアムもお客さんが入っていることと、多くのチームが監督を新しく替えていること、それに2部から昇格した3チームも入り、外国人選手も一段と増えていることだ。

こうした中で良いチームを編成した浦和レッズが優勝候補に入ると見ている。元々強いチームにオランダから小野を呼び、降格したヴェルデイにいたとは言え、ブラジルで得点王になった事もあるワシントンも獲得。私がいつも言うように、総得点制の長丁場では良い種を蒔く者の方が可能性は常に大きい。考えてみればオリンピック代表とA代表の中で、レッズに居る選手の殆どがそのエリート・カテゴリーを通って来ている。しかし、クラブはまだ制覇出来ていないタイトルを求めている。

今の状況から見ると、タイトル制覇の相手になるのはいつも最後まで争う横浜マリノス、アウトゥオーリが編成する強いチームの鹿島アントラーズ、アラウージョを無くしたが代わりにマグノ・アウベスを補強したガンバ大阪など。息が続くかの問題が無ければそれほどスターが揃っていない川崎フロンターレや清水も争いに加わっても良いだろう。昨年のセレッソのように。

ブラジル人選手で言えば、注目されるのは既に日本に来ていたワシントン、マグノ・アウベス、エジミウソン(新潟)にアレックス・ミネイロだろう。しかし、外国人にしろ日本人にしろ有名選手の移籍するのを暫くの間見ていなかったよな気がする。そう言う時期である。玉田はレイソルを後にして名古屋に移った。加地もFC東京からガンバに移籍。どちらも代表クラスの選手だ。日本のJリーグでも何時までもそう言う選手を縛れない状況になって来ている。 

J2では又新たに多くのブラジル人が入って来ている。まずジョエル・サンターナが監督として初めて来て仙台に居る。降格した後にヴェルデイは再編成を目指して指導部にラモス、都並、柱谷にチームの元選手で有名な人材を起用した。2部リーグで違うところは13チームと言う数で、試合日に毎回何処かのチームが休むことになる。合計で各チームの試合数は48試合となるが、それは同じ相手と4回試合をすることになる。チーム内で1チームでは足らないくらいで、チームが2つあっても良いほどだ。それ位J2は厳しい。ましてやヴェルデイ、レイソル、神戸、仙台、ベルマーレにコンサドーレと言った元J1勢が居る。仙台などはホームゲームで平均1万7千人の観客が入っている部分では最高である。

近年の京都、川崎のように飛びぬけて昇格が早期に決まるような首位と残りのチームに差が出来ずに、昨年のJ1のような最後まで5チームがタイトルを争うような状況を期待したい。各チームの健闘を祈りたい。

では又来週に会いましょう。

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