ジャパンコネクション

ヨーロッパ勢、日本上陸

[2005.7.26]

ヨーロッパのサッカーは一般的に8月初旬に開催され、その前にフラメンゴなども参加する欧州のトーナメントがあります。それは、「Ramon de Carranza杯」や「Teresa Herrera杯」などの大会です。しかし今日ではこれらの大会は海を渡り、ある面アジアへと移動しつつあるとも言えるでしょう。そう、欧州勢はアジアに対し恩恵し、現段階で5チームが来日して合宿を行いながら、日本のチームとプレシーズンマッチを行っております。

昨年も来日を果たしたレアル・マドリードは、一足先に中国に立ち寄ったことがアジア市場が持つポテンシャルの実証となりました。そしてスペインの偉大なるチャンピオンであるバルセロナも、イタリアのフィオレンティーナ、イギリスのマンチェスター・ユナイテッドとボルトン、ドイツのバイエルン・ミュンヘン同様に来日しました。既にイタリアのユベントスはコンフェデレーションズ・カップ開催中に来日を終えており、イギリスのリバプールも来日予定でしたがスケジュールの都合で変更を強いられたようです。

これらのチームを迎えることは日本サッカーにとって、消費面を除けば、大変重要なことでもあります。勿論、日本勢が欧州を訪れてこれらビッグチームと対戦し、交流面での真価を高める方が最適であることは言うまでもないでしょう。レアル・マドリードやバルセロナ、その他のチームも含めて、シーズン初期ということもあり、決してベストコンディションとは言えませんが、クラブにとって魅力的な対決です。これらの試合はサポーター、そして若手選手達のモチベーションを高め、特に欧州へのアピールの場が無い選手達に可能性をもたらすのです。

元選手の私の立場からは、この様な好機を暖かい眼で見ています。東アジア選手権の為代表を招集しましたが、今週欧州勢と対戦するチームの選手達は全員が試合に出場できるようにしました。これ程までにモチベーションを与えてくれる、レアルマドリードなどのチームと対戦することが重要かを認識しています。

勿論、多くの代表選手達にとっては、W杯予選やコンフェデレーションズ・カップで、欧州へのアピールの道が開けました。しかし、未だに無名である日本国外でも活躍出来ることを見せたいのです。この願望は道理にかなっており、選手達が海外で活動して経験を得ることは私自身も賛成します。日本はこの様な経験を必要としています。

現在とはマーケティング方式が異なった過去との比較になりますが、1960年代のペレー有するサントス等のビッグクラブによる世界遠征を思い出します。サンパウロ州のこのチームはブラジルサッカーを背負って世界中の人が観戦出来るように各国を旅しました。例えば、アフリカ地域でのサッカーへの刺激を誘発するなど、この活動により思いもよらぬ場所で、このスポーツの普及に貢献しました。これらのイベントの重要性を大いに理解しているのです。

欧州勢の来日によって、日本のマーケット自体が競争力を増しつつあることを私は好意的に視ているのです。そして、率直にピッチ上で結果をもたらすことを願っております。私自身の目標は最大限に日本を世界ランキングのトップに近づけることです。これらの経験が日本代表の勝利へと転じて、日本サッカーの進化を導くための効力になると願っております!

・・・ということで、皆さんまた来週!

それでは、ウン・グランデ・アブラーソ!

>一覧へもどる