ジャパンコネクション

政治的緊急措置

[2004.11.9]

単純に首脳陣の適性と誠実性に欠くことで、政治的で不明瞭な法令が一部を当惑させ、その反面、他に恩恵をもたらすという、正に私が恐れていたことが実際に起きました。今週のジャパン・コネクションは、CFZ do Rioがリオ州で2部を目指して参戦している3部リーグの現実と、先週取り上げたセルジーニョの事件を引用させながら展開したいと思います。

最近のある出来事が、私及びCFZ do Rioの首脳陣の注意を引きました。我々は自ら先週の土曜日に開催されたホームでのテレゾーポリス戦に救急車を手配しました。生命は尊いものだと自覚を持って、出費を自己負担したのです。我々の試合は無事に難なく、2対0の勝利で終了しました。でも、残念なことに他会場では同様には行われなかったとの情報を得ました。この事は私自身大変気がかりであり、危険に感じています。

我々がテレゾーポリスと闘っている時間帯にはマカエーでインデペンデンテ対アトレチコ戦が行われているべきでした。次ラウンドへ進出できる僅か1枠をインデペンデンテは我々と争っていることもあり、試合は大変重要だったのです。しかし、試合前日の金曜日にリオ州サッカー連盟の通達にて要求された救急車の手配ができず、試合は開催されませんでした。詳述すべきは、実際には「サポーターの規約」が可決された時点から既にこの義務は実在しており、リオ州連盟がこの事実に気が付いていなかったようなのです。セルジーニョは死を余儀なくされました。更に最悪なのは、連盟がクラブに対して、新たな現実に備える時間を与えなかったことなのです。全てが直前に行われたのです。

私はここで何かを非難する意向はなく、セルジーニョの死をチームが有利を得る為の策略として利用しないことを期待するのです。仮に今回延期となった試合が最終節へと移行され、片方のチームが消化試合で、片方が可能性を秘めている場合を想像して見て下さい。日程表及び規約の変更のみではなく、チームが圧倒的に有利な立場で試合に臨める可能性を秘めているのです。この事が実現しないことを願っております。実際には、延長となったこの試合は、次節までに消化されなければなりません。

有名な成句(ある決まった意味を表す言い回し)「dois pesos e duas medidas(関心、興味によって判断が異なる)」と政治策略はリオの実利的な習慣なのです。選手移籍のケースのように、彼等は規則のみではなく法令までも無視してしまいます。3部の数チームでは、チームドクターがおらず、サッカーのトレーニングなど不可能に近いグランドと更衣室の設備も疎かな施設で活動しており、緊急事態への対応などは想像できません。この様な状況のチームが大会に参戦しているのです。同じような事態は、1部の下部組織でも幾度となく生じています。但し、これら全ての要求はCFZ do Rioにとっては比較的に容易なものであります。規則は履行する為に存在し、私自身は支持をしています。何時の日か、この規則が万人に共通して効力を発揮することを願うまでです。そして、私は不屈の意志を持っており、決して断念などしないことを、再度明言するのです。

警告は既に出されました。救急車の手配義務は深刻に考慮するべきです。もしかしたら、連盟はクラブの出費に対する負担を軽減するために、提携先を求めるだけの価値が存在するのではないかと思います。結論は、安全性と健康が必須アイテムだと言うことなのです。正に我々は全てにおいて正当性と一貫性を持って準備万端で臨まなければなりません。

そして最後に、これらの問題をクラブに有利になる目的での試合日程変更の口実には決して活用すべきでないと強調したいのです。何時も忘れるべからず! いくら遠く離れていようとも、私は全ての出来事に細心の注意を払いながら、リオ州サッカーが、私が実際に観て、身体で体現できた過去の栄光の時代に取り戻されることを願っているのです。

…ということで!
それでは皆さん、ウン・グランデ・アブラーソ!
また、来週お会いしましょう!

ジーコ直筆サイン

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