ジャパンコネクション

フラメンゴの会長に関して

[2003.07.29]

ジーコ監督ずっと以前から何時私がフラメンゴの会長になるのか良く質問されます。サイトが公開されてから、私を賛同又はクラブを現状から脱出出来る手助けを願う数多くのメールを頂いております。この質問にお答えするまえに、ブラジル国内のみならず海外からも届く数多くの心温かい励まし・応援の言葉がこもったメッセージに心から感謝致します。

フラメンゴは、私の心のクラブであり、選手として20年以上に渡り幾多の喜びと勝利の歴史を築いた地です。ピッチを後にした今でも、私の鼓動は常に「赤黒」(フラメンゴのチームカラー)に対して熱く鳴り響き続けています。もちろん、我がフラメンゴの現状は心引き裂かれる悲しい思いで一杯です。但し、クラブを知り尽くしているからこそ、何か建設的なことや自分が成し遂げたい事を達成する為には日々専念する必要があります。この様に偉大なる「ミッション(使命)」に臨む為には、自分自身のプロ活動がフィジカル面に依存されることなく成り立つ必要があります。

今、私は日本代表の監督であり、2006年ドイツW杯に導くと云う願望をもっております。収入に頼って生きているわけではありません。私は「CFZ do Rio(プロサッカーチーム)」と「ジーコ・サッカーセンター」を経営しており、同時に私自身の存在と私のイメージを必要としている契約が数多くあります。その他、家族以外にも数多くの人達が私自身又はプロジェクトに頼っており、現在約500人雇用しています。この新たな「チャレンジ(挑戦)」を受けるには、現ビジネスが私の手から離れある程度一人歩き出来る、もしくは私の子供達が業務に携わり管理をしてくれる必要があります。

去年の初め、クラブに対する「パッション(情熱)」とそこで演じられていた変革の兆しを信じ、その時初めてクラブの会長に就任する可能性について考えたのも事実です。でも、関係者達に失望させられたのです。想像してみて下さい。ある水曜日に私は関係者グループと会合を行い、次の日にはメディアに全て報道されたのです。いったい何を信じろと言うのですか?この様な人物達と仕事を共にする事は出来ません。

私はフラメンゴの現体制の経営陣に幻滅させられたのは事実です。もっと「最先端な思想」でクラブの「偉大さ」に似合う改革を期待しておりました。かつてフラメンゴをサポーター数・タイトル数共にブラジルナンバーワンを誇る地位に迄築き上げた経営思想を期待していたのです。でも、実現しませんでした。リオのみならずブラジルサッカー界の権力腐敗がクラブに代表されるかのように。但し、未だ現経営陣達がクラブを軌道と云うレールに戻す時間があることを心から願っています。

遠い異国の都市東京よりフラメンゴの現状を悲嘆に感じている。この様な問題はピッチ内の試合結果に迄影響を及ぼすのです。そしてサポーターは苦痛を味わうのです。私は常にブラジル全国選手権を観戦するようにしています。リアルタイム(生放送)で観られない時は録画をして後で観るようにしています。皆さん同様、勝利を願い、クラブが歩むべき道を見いだし危機から抜け出せるように応援しております。私の日本での契約は2006年迄です。その後、私の人生に何が起こるかは解りませんが、将来に関して予測をするのは控えさせて下さい。

では、また来週お会いしましょう!

ジーコ直筆サイン

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