ジーコの部屋

Ximango e o controle remoto シマンゴとリモコン

前回はブラジルでの子供の日を記念して、キンチーノの少年がジュヴェントウーデでサッカーをやっていた頃の話をした。これは当時エスポルチ紙が催した第一回フラメンゴ公園草サッカー大会の事だ。ジュヴェントウーデ、我々のチームは直ぐに出場登録に走った。リオのみんなにチームの力量を示す最大のチャンスだった。

この運動の責任者となたのがシマンゴだった。セルソ・ガルシアに私の事を話したあのシマンゴだ。セルソがフラメンゴに私を連れて行ったのだ。シマンゴはわくわくしながらエスポルテ紙に登録に行ったものだ。新しいユニホームも作った。我々が試合をするための全ての準備を整えた。ユニホームは赤と白のバングーと同じ色だったが、その時には全部白にして真中にJの文字とその上に星を一つ入れた。その星は我々のチームから初めてプロ選手になったアントウーネスをシンボル化したものだった。あとで、その;星の数は6個になたと聞いていた。アントウーネスに、エドウー、パウロ・セーザル、ファラー、この二人はアメーリカでプレーした、それにマーリオ、彼はフルミネンセ、ヴァスコとバングーでプレーした。

さて公園での1試合目、可笑しなことが起きた。我々の相手になるチームが来ていなかったのと、隣のコートでやる試合も片方が来ていないと言う事で、お互いに親善試合をする事になった。その時、シマンゴの隣にある爺さんがすわっていて試合を観戦していた。我々のチームを見たり、シマンゴの反応を見たりしていた。試合は既に6対0で私は3得点していた。

その内、シマンゴがからかい始めて私に聞いた: 

「ジーコ、ヘッドでのゴールはどうした?」

私は彼を見てゲームを続け、ネットを揺らす。もちろん頭で入れた。シマンゴは気に入って「それであの左足で入れるやつは?」と聞き、私は左足でゲット。さらに「今度はループでどうだ?」。私はデフェンダーの頭上にボールを通しシマンゴの見たいゴールを決めた。

試合はお祭り状態だった。我々のチームは相手チームよりかなり強かったこともある。シマンゴの近くで見ていた爺さんは驚くばかりだ。あの時のわれわれのチームは3試合とも簡単に勝って、グループのチャンピオンになった。次の組合わせではドン・ペードロIIに負けてしまったが、大変運の悪い内容だった。我々のキーパーが来なくて、代わりに私の従兄弟が入ったのだが、話にならなかった。あの日は不幸な日だった。

だがあの大会は記憶に残った。あのお爺さんが試合の後にシマンゴに聞いた言葉が傑作で忘れられない。

「すみません、聞きたいことが有るんだけど。あなたの技はなんと言う新しいテクニックですか?リモートコントロールと言う奴ですか?」

その場は大爆笑になったが、その後も長くその話しが続き話題になるたびに楽しませてくれた。     

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