ジーコの部屋

Cada uma que aparece! 様々なジンクス

このコラムの中で何度か迷信やジンクスなどについて語った。幸運を呼ぶイチゴ、不運を呼ぶサポーター。サッカーの世界では本当にいろいろなことが存在する。ほんとうにたくさんの事例がある。その内容は良い結果を残すためにいつも同じ色のパンツを履くとか様々であり、私の人生で起こった奇妙な迷信の話は数多くそれも昔のことだ。

今回の話題はダダー・マラビーリャことダーリオ・ジョゼー・ドス・サントスだ。フラメンゴ時代には一緒にプレーもした。最近ファルカンのラジオ番組でインタビューを受け、彼は昔の話を思い出したようだ。その内容は私も知ってはいたが、その珍しい話にはいつも笑ってしまうものだった。

ダダーは迫力のある選手だった。得点王にもなり有名な言葉使いを持っていた。それはサッカーの世界では伝説にもなったくらいだ。現在はコメンテイターをしている。ダダーは時折理解に苦しむ言葉を発した。試合が始まる前に“もっと軽くなる”ために何をしていたか彼自身が言ったことを私は伝えようと思う。テンションの重圧を取り除ければネットを揺らす事も容易になる。という意味なのだろうが・・・。 

「あのさあ、エネルギーが凄く蓄積されていたんだ。ダダーは空中で止まってしまう。そこで、試合前に全員がバスルームから出るのを待ってから全部放出していた。気が楽になっていたのは間違いない。あれは試合開始何分か前に女性とセックスしたのと同じようなものだろう。」

ま、君たちが考えているのと同じことだ。遠慮もなにもあったものじゃない。ダダーは試合前になると、更衣室でマスターベーションをしていたのだ! 正直言って元サッカー選手として見聞きした内ではこの行動について聞いたことが無かった。だが、その辺では終わらない。その話は更に展開するものだった。 

ある時、アトレチコ・ミネイロの選手でローラと言うのがいたが、ダダーが点を取るための癖を気きつけて我々の得点王を揶揄する話の波に乗った。

「ダダー、君が得点王になるのは、試合前に放出して点を取るけど、それをしなかったら点を取れないものな。」 と、言った。

迷信であるにもかかわらず、その挑発的な言葉はダダーにとって選手の質を問うくらいショックであった。冗談で言われたのははっきりしているが、ダダーはパンチをまともに聞いて挑戦を受けて立った。

「よお、仲間よ、ダダーはそれをするけど、別に必要も無い事さ。ダダーはピッチに入れば得点するよ。君はそれを見ることになる。」 ダダーが説明した。いつも第三者が彼のことを言うような言い方だ。それは民俗学的な特徴であり、彼はそれを持っていた。

試合の日、皆が証人となり、ダダーはピッチに入る。つまり“童貞”のままで。全然気が楽になっていない。ボールはあっちへ転がり、こっちへ転がり、我々のアタッカーはエリアまでは行き着くが、ゴールは無し。実況アナウンサーは“今日のダダーは何が起きてんだ”、と言った。前半が終わって彼は得点無し。後半に入る時、選手たちはダダーがピッチに入っていないのを気付く。最後に現れた。そしてアタッカーは輝き、魅了するように3得点もする。後で、告白した。

「やっぱり我慢できなかったな。ダダーはゴールだ。ゴール無しではダダーは生きれないな。サポーターに喜んで貰うためにも“蓄積解除”したんだ。ダダーが気楽になると言う事が大事なのを君達は理解しないといけない・・・。」

爆笑ものだよ、ダダー!本当に偉大なキャラを持つダダー・・・。

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