日伯友好カップ

CFZ会長、チアーゴの大会総括

[2019.09.13]

第22回日本ブラジル友好カップも大成功に終わった直後、ジーコの三男であり、CFZジーコサッカーセンター会長であるチアーゴに、大会を総括してもらいました。
チアーゴは会長として、鹿島アントラーズ育成部長であり、ジーコと共に大会を生み出し、運営してきた高島雄大さん、大会コーディネーターのフェルナンド・バヌッチ、同じくコーディネーターのウェンデルソン・ホーザと共に、運営を統括。

Imgp6423

日本勢の試合はもちろん、可能な限り、連日の試合に立ち会いつつ、

Imgp6776

必要に応じて、スタッフと共に、細かい作業もフォローと、毎日忙しい日々の中で、

Imgp6796

Imgp7701_20190912235001

日本から来た、プレイベントの市川トレセンや、本大会出場の日本選抜、アントラーズの鹿島、ノルテ、つくばを全面的にサポートしてくれました。

Imgp6409

Imgp6418

日本勢の指導陣と、大会スタッフによる草サッカーでは、元選手であるチアーゴも、もちろんプレーして、一緒に楽しく汗を流しました。

Imgp7923

そんなチアーゴのインタビューです。

Entrevistathiago1

Q:今年の日本の4チームの参加をどう評価しますか?

A:すごく良かったと思う。全22回の友好カップでの中でも、日本勢はすべてのチームが、最も良い参加をしてくれた。

ノルテも、もう少しでグループリーグを突破できるところだった。
鹿島は決勝トーナメントに進出した。準々決勝では、その後、準優勝するヴァスコに敗れたけど、とても難しい試合を、延長まで持ち込んだんだ。
日本選抜も最高の試合をした。それによって、グレミオをグループリーグ敗退にまで追いやった。
つくばも重要な役割を果たした。

そういうふうに、日本勢は素晴らしい参加ができたと評価している。年を追う毎に、進歩しているし、成長している。

傾向としては、数年後には、タイトルを争うことになるかもしれないと思っているよ。

Entrevistathiago3

Q:CFZ会長として、この大会の成功を総括してもらえれば。

A:すごく良かった。みんな、幸せに思っているし、出場してくれたすべてのチームは、満足してくれていると信じている。
非常に良い運営ができたし、審判も非常に良かった。
芝は、もっと良ければというところだけど、来年に向けて、より良いピッチのコンディションにするために、仕事を進めるつもりだ。

一番良かったのは、これという混乱もなかったし、みんなが互いに尊重し合えたことだ。

参加チームは美しいサッカーをしてくれた。フルミネンセはより良いサッカーをしたと思うし、おめでとうを言いたい。

一番重要なのは、16チームがみんな、非常に良い姿勢で臨んでくれたことだ。
大会全体として、非常にポジティブに評価できると信じているよ。

Entrevistathiago2

Q:最後に、U−15で頑張っている、すべての選手と指導者にメッセージを。

A:幸運を祈るよ。

僕もそちら側でやっていたことがあるんだ。プレーしていたし、その年代でもやっていた。
だから、将来の夢を持つことが、どれほど大事なことか、分かっているよ。サッカー選手になりたい、プロフェッショナルな指導者になりたい、というね。

だから、みんなの幸運を祈るし、その仕事におめでとうを言いたい。
いつでも、インスピレーションを得ながら、勉強していって欲しい。ますます成長していくためにね。

Q:素晴らしい成功をおめでとう!

A:ありがとう!

文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique

in [日伯友好カップ] |

対戦相手に聞く=ヴァスコ監督

[2019.09.10]

グループリーグ第2節、日本選抜はヴァスコに、まさかの0対7と、大敗を喫しました。その試合直後に、ヴァスコのドゥドゥー監督に話を聞きました。ドゥドゥーはU−15ブラジル代表監督も兼任しています。 Q:今日の試合をどう評価しますか? A:今日の試合は、決定的な試合だった。 このグループでは昨日、日本選抜がグレミオに勝って、我々もポルトゥゲーザに勝っている。だから、我々は対等だし、お互いに今日で決めたいというところだった。 我々は、日本選抜という、非常に難しく、非常にクオリティの高いチームと対戦するのは分かっていた。それで、昨日の試合のビデオを分析したんだ。だから、勝つことができた。しかも、良い形で勝てた。 しかし実際、結果には我々も驚いているよ。非常に難しく、クオリティの高いチームだったからね。我々はチャンスを良く活かすことが出来たんだ。 Q:今日の日本選抜に関する印象は?長所や改善すべき点など、アドバイスがあれば。 A:日本の試合モデルは非常に良いと思うんだ。我々のものと非常に似ている。 ボールに多く触り、ボールを支配し、運動量が豊富。攻撃的だし、試合をきちんと組み立てる。 少し、良くなれる点があるとすれば、日本が守備で相手と競り合う時の問題だと思う。私も自分の選手達に言うんだが、相手と競り合う時は、個の強さが大事なんだ。相手と競り合い、その相手を上回るためにはね。 日本には、その強さが、少しだけ足りない。その強さをもう少しだけ向上すること。守備陣が、競り合いで強くなること。 それ以外は、ブラジルサッカーと非常に似ているし、それを我々も気に入ったよ。非常に良い試合をする。 Q:ヴァスコが毎年、高いレベルを維持し続けている秘訣は? A:ヴァスコが実現し続けている仕事だよ。U−7、U−9、U−11、U−13というふうに、もっと下の年代のカテゴリーからね。 我々は全カテゴリーを同じモデルで進行しているんだ。試合のメソッドが同じ。 だから、ここの選手達は毎年、試合に関して同じ考え、同じ哲学を持つことができる。同じ試合モデルでやっている。それが、非常に助けになる。カテゴリーを上がっていく上でね。 そういうわけで、良いレベルを維持することが出来ているんだよ。文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique……

対戦相手に聞く=グレミオ監督

グループリーグ第1節、日本選抜が4対2でグレミオを破りました。その試合直後に、グレミオのアイウトン監督に話を聞きました。アイウトンは2年間、U−15グレミオを指揮しています。Q:今日の試合をどう評価しますか? A:今日の試合は、今ここで選手達にも話した通り、我々のチームが良いプレーを出来なかった。日本選抜の方が、非常に上回っていたのを受け入れるしかない。非常に良いプレーをしていた。我々より良かった。 我々のチームは、技術的なミスから多かったし、戦術面でもそうだ。こうあるべきではなかったという試合をしてしまった。 日本のチームは全面的に長所を発揮し、機会を活かすことが出来ていた。そして、我々を大きく上回る試合をしたんだ。 Q:日本選抜に関して気付いた、長所や改善すべき点があれば。 A: 日本のチームのクオリティが非常に高いことは、我々も分かっていた。試合を支配できるし、選手達の技術力も高い。戦術面もきちんと決まっている。 それに、我々の選手達よりも闘争的だった。試合では、より闘争的に戦っていた。もっと多く走っていた。 日本のチームのプレーからして、この結果は妥当だと思うよ。 それに対し、我々のチームは非常に低迷していた。良いプレーが出来なかった。本来ならもっとやれるはずなんだがね。ただ、今日は日本の方が上回っていた。 文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique……

日本選抜の戦い、スカパーで放送!

今年の日本ブラジル友好カップ、日本選抜の戦いが、スカパーのサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」#119 で放送されました。9月6日が初回放送だったのですが、まだ再放送が続いているので、遅ればせながら、お知らせです。09/10 (火) 後1:3009/11 (水) 前6:3009/12 (木) 後7:3009/13 (金) 後2:00また、番組公式HPと、公式YouTubeにも、該当部分がアップされています。こんな感じです。 番組公式HPhttps://soccer.skyperfectv.co.jp/movies/KxCP1QoDTL8/ 番組公式YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=KxCP1QoDTL8&list=PL3gqjBmi4S6vwrOPAD2qZ6E2OzHTFaATT 上記リンクは、日本国内でしか再生されないようになっています。日本にお住まいの皆さま、テレビ、もしくはインターネットにて、是非、ご覧下さいませ ♪文=藤原清美……

アントラーズ・高島雄大さんが語る友好カップ

[2019.09.09]

鹿島アントラーズ育成部長の高島雄大さんは、プロチームを担当していた時代から、ジーコと共に、このU−15日本ブラジル友好カップを立ち上げ、第22回を迎えるここまで、選手育成に直接携わるのはもちろん、この大会そのものを運営するために、日本国内で、そしてブラジルと常に連絡を取り合いながら、支えてきました。その高島さんに、お話を伺いました。 Q:まずは、今大会の日本勢の参加と、大会全体の総括をお願いします。 A:これまで21回やってきて、今年で22回目の大会となるんですけども、今回は日本のチームから、日本選抜と鹿島の2チームが、準々決勝に進出しましたし、それに加えて、アントラーズのノルテが勝ち点4を取って、まぁ、ギリギリのところで上に行けなかった、と。 そういった意味では、日本のチームの底上げっていうのは、かなり出来てきているんじゃないなかと思います。 もちろん、日本選抜、これまでのJリーグ選抜っていうのは、良い選手を集めて参加してきているので、ある程度、そういった部分の力っていうのは、持っていると思うんですけども、我々の鹿島はこれまで何回も来て、繰り返し来ているコーチ達がいる中で、選手達に良い導きをしてもらって、こういう形になったんじゃないかなと思います。 アントラーズのジュニアユースは通常、鹿島、ノルテ、つくばという地域毎の3チームで活動しているんですけども、ブラジルに来る時には、チームの分け方を変えているんです。その3チームの中から、ユースに上がれる可能性の高い選手を8割ぐらいで固めた1チームである鹿島と、その他の2チームは、残りの選手を、その時点の力で均等に分けたチーム。 目的としては、ユースへの最後の見極めというところと、残りの2チームは、普段、チームの中でなかなか試合に出るチャンスがなくても、ここへ来て、チームを分けることによって、この大会のリーグ戦に出場することが出来る。そういう形でやってきました。 その中で、その分けた残りの2チームの方も、このような形で最後まで、予選突破の可能性を残せるようになったっていうのは、大きな成果なんじゃないかなと思っています。 Q:ここまで22回を支えて来られた高島さんからの、何か言葉があれば。 A:もともとアントラーズで監督やってる人達は、何回もリピートで来ているんですけども、それに加えて、新しいコーチ、今回であれば、小笠原アドバイザーが来てくれました。 これまで、彼がプロに入った時から、この大会は行われているわけで、それをあらためて、引退して来てもらって、感じることも、きっとあったと思います。それは、インタビューを見てもらえればと思うんですけども、まぁ、そういった新しい人もいれながら、選手達に良い影響を与えたいと。 その中でやっぱり、選手達には、まず自分の持ってるものを出し切って、ひるむことなく、ブラジル人に向かっていくこと。もう1つは、自分のプレーを“正確に”出すこと。やっぱりこの大会、ミスすると、命取りになるので。それから、チームとして団結すること。というのを、いつも話しています。 向かってって、正確に自分のプレーをする意識を持ち、あと、チームで団結すれば、ここまで出来る、というところまで来たので、ここから先はもう、ステップアップしてってもらえればな、という風に思います。 この大会はジーコと、ジーコの弁護士さんのシモンエスさんと共に、22回やってきて、で、ここ9年続けて、フェルナンド・バヌッチというコーディネーターが加わってくれまして、その中で本当に良い運営をしてきてもらっています。まぁ、僕ら日本のチームのために、日本仕様の大会をここでやらせてもらってるんですけど、本当に良い経験をさせてもらってるし、また、参加してるブラジル人、ブラジルのチームも、非常に喜んでくれているのが、嬉しいと思います。 で、この大会をやるにあたって、多くのスポンサーの方が支えてくれているんですね。この大会の意義ってものを理解してくれて、大きな見返りもできない中で、サポートしてくれて、本当に感謝しています。 引き続き、この大会が出来るようにですね、スポンサーの方にお願いしながら、いつまでもこの素晴らしい大会が続いて欲しいな、という風に思います。 文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique……

小笠原満男さん、友好カップを振り返って

[2019.09.07]

大会関係者、チーム関係者、対戦相手の監督など、今年の日本ブラジル友好カップに関わった重要人物に、お話を伺いました。まずは、今年、アントラーズの下部組織、鹿島、ノルテ、つくばに同行し、指導や視察に奔走した、元鹿島、元日本代表選手の、小笠原満男さんのインタビューをご紹介します。 Q:小笠原さんはプロとして、ブラジルのクラブチームやブラジル代表などと対戦したことはあると思うんですが、今回U−15のカテゴリーを見て、ブラジルの選手やチーム、サッカースタイルなど、何か発見や再確認はありましたか? A:ちょうど自分も15歳の時に、U−15日本代表として、マラカナンスタジアムでU−15ブラジル代表と試合をしたので、それに重なって見えて…。 ただ、僕らの頃は、こんなにビッグクラブ、いろんなチームが集まった大会ではなかったので、今の15歳は、こんな良いチームと試合が出来て、すごくうらやましいですね。 ただやっぱり、日本もスコア的には接戦することが出来ましたけど、個々を見たら、だいぶ差があるな、という風に感じています。 Q:その差はどういうところなんでしょう。 A:まず基本的に、ブラジルの選手は100%サッカーに向き合っているんですよね。局面、局面のところの、ゴールを奪うとか、ドリブルで仕掛ける辺りとか、ヘディングの競り合い、守備での強度っていうところで、100%でやって。 やっぱり、こういう選手がプロになっていくんだろうなっていう予感がする選手は、見受けられます。 Q:プロレベルでは、ブラジルサッカーは変わってきたとか、多くの選手が早くにヨーロッパへ行ってしまうことの功罪など、いろいろ言われているんですが、この年代でのブラジルサッカーには、変化がありますか? A:いろいろなチームがあって、本当にヨーロッパのように、システマチックにサッカーするチームもあれば、昔ながらの、やっぱり個々に特化したようなサッカーをするチームもあったり、体が大きくて、フィジカル的なサッカーをするチームもあったりで、面白いんですけど、やっぱり、個々の「止める」「蹴る」の技術であったり、そういう基礎的な部分は、昔と変わらないかなと思います。 ただ、魅せるプレーっていうのは、少し減ったかなっていう。そこで一番、観客が沸くんですけど、そういうプレーよりかは、パスでしっかり崩していくチームが増えてきたかな、という風には思います。 Q:日本とブラジルの間には、まだ差があると言われた中で、その差を縮めるために、日本に帰ったらどういうことを指導に取り入れようという、アイデアはありますか? A:やっぱり、ここで見てきたものを、いかに継続できるかですね。 あれぐらいの、ブラジルの本気の守備に対して、やれるようになるためには、日頃のトレーニングから、やっぱり本気でやり合う必要があると思います。 こういうせっかく良い大会に呼んでもらって、それを良い思い出にするんじゃなくて、このレベルを維持して、練習からできるようにやっていけば、少しずつ、近づいていくんじゃないかなと思いますけど。簡単なことではないですね。 Q:指導者としての小笠原さんの今後のプランは? A:やっぱり育成年代に携わっていることで言うと、ブラジルも、どんどんヨーロッパに選手が抜けていく中、次から次と、育成年代からトップに上がって来てるんですね。 アントラーズもそういう、トップチームからヨーロッパに行く選手が増えてきて、安部裕葵がバルセロナ行ったり、その他、最近だと4,5人かな、ヨーロッパに行く時代になってきてるんで、やっぱりそのトップチームから、ヨーロッパに抜かれた時に、育成から上げられるようにしたいなと。 この15歳もそうですけど、その下も含めて、どんどんトップチームに輩出できるようにしたいですね。 ブラジルからそのためのヒントがあると思うんで、今回勉強して、見てきたものを、アントラーズに還元できればな、というふうに思っています。 ★スペシャルコメントQ:小笠原さんは東日本大震災の被災地の方々を、長期的・継続的にサポートされていますよね。今回、小笠原さんが友好カップに来られているのを見て、逆に東日本大震災の被災地の方々から、小笠原さんの第2の人生への挑戦に、エールが届いています。小笠原さんから、被災地の方々に向けて、メッセージがあれば…。 A:そういうのを見てくれているんですね。本当に世界が繋がってるなと、すごく思います。 ただ、この施設を見ていると、自分も震災以降、岩手県の大船渡市に、みんなで頑張ってグラウンドを完成させましたけど、これほどの規模ではないんです。 やっぱりこういう施設があって、こういう大会があって、選手が育っていくと思うんで、まだまだハード面を整えていく必要が、東北にはあるかなと思っています。 自分の活動としても、こういう大会を作ったりはしてるんですけど、これぐらいの強豪チームは集められてないんで、今、パッと思うこととしては、今度はブラジルのチームが被災地に来てくれて、大会なんか、していけるようになったら、面白くなりますよね。 せっかく交流を持てたんで、簡単ではないんですけどね、そういうふうになってきたら、お互いのためになるかなと思います。 文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique……

4チーム全員、シュハスコで打ち上げ!

[2019.09.06]

いよいよ、リオデジャネイロ遠征も終わりに近づきます。リオ国際空港に行く前の、最後のイベントは、4チームの選手とスタッフ、全員揃っての、シュハスコレストランでの打ち上げ。 リオ滞在中は、朝・昼・夜と、ホテルで普通のブラジル人宿泊客が食べるものと、同じ食事をしてきた選手達。唯一の外食であり、しかも、ブラジルの伝統的な焼肉、そして日本でも有名なシュハスコを、本場で食べられるのだから、盛り上がります。選手達、どんな様子だったか。それでは一挙にご覧頂きましょう。   ちなみに、お肉以外にも、サラダバーや温かい料理も自由に食べることができて、U−15の選手達の食欲は、最高潮です。 もう、普通の顔がどんなだか、分かんない選手もいますが、そこはそれ、楽しそうなのが一番!ちなみに、指導陣にとっては、この打ち上げでもう1つ、嬉しかったことがあります。元鹿島であり、元ブラジル代表W杯優勝メンバーのベベットが、奥さんと共に、このシュハスコレストランに来ていたのです。ベベットの鹿島時代、一緒にプレーした小笠原満男さんをはじめ、指導陣は、偶然の再会に感激!もちろん、ベベットも感激で、旧交を温めたのでした ♪ 食事が落ち着いた頃、毎年恒例の一発芸大会が始まります。 見ていた指導陣が一斉に頭を抱えるほど、気持ち良くスベった芸も、まぁ、ないわけじゃないんですが、みんなで笑って、拍手して。こうして打ち上げは時間ぎりぎりまで、盛り上がったのでした ♪今年もハードで、かつ、選手達が歓喜も悔しさも経験、指導陣と共に、多くの成果を得た日本ブラジル友好カップ。皆さん、本当にお疲れ様でした!この後は、大会関係者や、対戦相手の監督のインタビューをご紹介します。文=藤原清美、写真=Jorge Ventura……

4チーム、キリスト像の足元に立つ

日本ブラジル友好カップ、遠征の最終日。CFZジーコサッカーセンターで決勝を観戦した後も、プログラムは続きます。まずは、コルコバードの丘での観光。リオデジャネイロには、大会に出場するため、サッカーをするために来たのは当然ですが、ジーコも毎年言っているように、遠征先の良いところを知ったり、文化や食事、国民性など、現地でいろいろなことに触れるのも、大事なことなんです。小雨が降ったり止んだりのこの日、天気が心配されたものの、こうしてキリスト像の足元に立ち、その巨大な姿を眺めることができました。 切り立つ岩山にあるため、そこから見るリオの景色も、最高です。 リオに来たら、ここは是非、見ておかないと、という場所だけに、選手達も楽しんだし、指導者の皆さんも一安心。ちなみに、4チームのリオ滞在中、ホテルや移動、その他、滞在中に必要なことを準備して、付き添ってくれた、コーディネーター/通訳は、エリオさん、エジソンさん、こうじさんのトリオ。毎年の常連スタッフなので、手慣れているし、コンビネーションも抜群。こうして少し遠出をする時なども、移動中、天候の具合(キリストが見えてる!今なら大丈夫!)とか、渋滞の具合(ただいまココの付近は渋滞ナシ!)とか、こんなふうに… 常に写真やメッセージ、電話で連絡を取り合って、スムーズに、安心してプログラムをこなせるように進めてくれているんです。日本から来るチームにとって、本当に心強い味方なのです ♪文=藤原清美、写真=Helio / Edson / Koji Kobayakawa……

日本の4チーム、修了式へ

[2019.09.03]

大会の決勝と表彰式が行われた日、日本から出場した、日本選抜、アントラーズの鹿島、ノルテ、つくばの全4チームは、大会参加の修了式に臨みました。まずは、日本選抜。大会コーディネーターのフェルナンド・バヌッチ、CFZ会長であり、ジーコの三男でもあるチアーゴ、ジーコの長年の仕事のパートナーであり、この友好カップを一緒に立ち上げたアントニオ・シモンエスさんからの挨拶。3人とも、今年の日本勢のレベルアップと、それぞれの良い戦いを、強調して称えてくれました。 「日本ブラジル友好カップ Copa da Amizade Brasil-Japão」という大会名の名付け親であるシモンエスさんは、立ち上げからここまで、大会を支え続けている鹿島アントラーズ育成部長の高島雄大さんについて「彼がいなかったから、日本のチームが大会に参加し続けることも、この大会をここまで継続することも、出来なかった。」と、あらためて称え、みんなを拍手を求めてくれました。 そして、チームへの参加記念の盾と、選手とスタッフ1人1人への修了証書が、代表してキャプテンに手渡されました。 鹿島、ノルテ、つくばの3チームの修了式は、表彰式が終わった後のピッチで。 同じく、今年のチームの実力アップと、健闘が称えられ、ここでの経験を今後に繋げて頑張ってください、と激励されました。そして、3チームのキャプテンに、参加記念の盾と、修了証書の授与。大会関係者や、見ていた人達のみんなから出た「今年の日本勢はレベルが高かった」という言葉が印象深い今年。毎年リオまで遠征し、ブラジルの強豪ばかりが揃い、死闘を繰り広げる大会に臨むのは、簡単なことではないはずですが、それを続けてきた毎年の積み重ねが、そのレベルアップに繋がっているのです!大会は終了しましたが、このブログでは、まだまだ続く日本勢の遠征プログラムのリポート、小笠原満男さんや大会関係者、日本のチームと対戦したブラジル人監督の意見など、この後もどんどんアップするので、引き続きご覧下さい ♪文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique……

華やかに表彰式

第22回日本ブラジル友好カップ、プログラムは最後の表彰式へ。3位となったフラメンゴには、スタッフが代表で参加し、CFZジーコサッカーセンター会長であり、ジーコの三男でもあるチアーゴから、トロフィーの授与。 準優勝のヴァスコには、選手とスタッフの1人1人に、元Jリーガー、ブラジルでもボタフォゴの英雄として有名なサントスが、メダルを授与。 ジーコの長年の仕事のパートナーであり、この友好カップをジーコと共に立ち上げた仲間でもあるアントニオ・シモンエスさんから、トロフィーが手渡されます。 選手、スタッフともに、まだ元気がない様子の中、ジーコの兄であり、日本代表や鹿島でもアシスタントコーチを務めたエドゥーが、「おめでとう!素晴らしい試合だったよ!」と語りかけているのが印象的でした。決勝まで到達したこと、そして、あれだけの激闘をしたことは、本当に「おめでとう」に値します。そしていよいよ、優勝したフルミネンセの表彰。メダルを授与するのは、鹿島アントラーズ育成部長であり、この大会をジーコと共に支えてきた、高島雄大さん。優勝チームの選手とスタッフ全員、それに、個人賞を獲得した選手達には、例年通り副賞として、カシオ・ブラジルからG-SHOCKが贈呈されました。 ちなみに、このG-SHOCKについて、優勝が地元リオのチームだった時に、毎年見られる光景ですが、今年もそうだったこと。U−15の選手達にとっては、ものすごく嬉しいプレゼント。みんな、箱を開けてしげしげと眺めたり、チームメイトと見比べたりした後は、スタンドに家族が来ている選手達は、お母さんやお父さんのところに走っていって、そのままプレゼントするのです。サッカーで頑張る自分を、いつも支えてくれる家族への気持ちに繋がる、素敵な副賞なんですね。 そして、キャプテンがトロフィーを受け取り、みんなで掲げる、歓喜の瞬間!個人賞は、最優秀GK賞に、フルミネンセのアウヴァロ・ノブレガ選手。エドゥーがトロフィーを授与し、記念撮影は、日本の習慣をマネして、ピースサイン。 得点王は、4ゴールの同得点で、フルミネンセのガブリエウ・リラ選手と、ヴァスコのジョアン・ウェズレイ選手。ジーコの次男であり、元CFZ会長でもある、ブルーノからトロフィーの授与。そして、大会MVPは、準優勝ヴァスコの、イーカロ・トレード選手が獲得しました。元鹿島、元日本代表の小笠原満男さんから、トロフィーが手渡されました。 優勝フルミネンセ、準優勝ヴァスコ、そして、この大会を戦ったすべての選手と指導者の皆さん、おめでとう! ★大会MVPのイーカロ選手 (Q:大会MVPを獲得して)すごく幸せだし、何よりもまず神に感謝している。負けたのは悲しいけど、大会MVPを獲得できたことを、すごく幸せに思っているよ。(Q:あなたが憧れるのは?)僕のアイドルはネイマール。まだまだだよ、まだまだ彼のようなプレーはできない。でも、あんなふうになりたいと願っているんだ。 (Q:夢と目標は?)目標はプロのサッカー選手になること。その目標を達成できたら、ヴァスコのシャツを着て、多くの歴史を築けるような、偉大な選手になるために、やるべきことは何でもやるつもりだよ。★優勝したフルミネンセのレオナルド・ハモス監督(Q:2年連続優勝して)すごく幸せだよね。僕らは、下部組織の主な仕事が、プロ選手を育成することだと分かっている。だから、クラブの哲学や価値にのっとったプレーをして、いつでもタイトルを獲ろうと頑張っているんだ。また優勝することが出来て、すごく幸せだよ。(Q:あなたのチームの長所は?)チームの長所は、チーム全体、チームスピリットだ。だから、彼らは一緒に練習して、一緒にプレーする。そうやって、成果を上げつつあるんだ。(Q:毎年強くあり続けられる理由)クラブで仕事をしているスタッフがすべてだと思う。そして、僕らの持つ育成のメソッドだ。目的は、より良い選手を育成するために、より良い人間を育成すること。それが僕らのやっていることだ。いつでも、ベストを尽くそうとすること。そして、タイトルを目指すことだよ。文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique……

小雨の中の決勝、優勝はフルミネンセ

第22回日本ブラジル優勝カップも、ついに決勝の日を迎えました。準決勝はヴァスコ 3×0 アトレチコパラナエンセフルミネンセ 1×0 フラメンゴこの結果を経て、決勝はヴァスコ対フルミネンセの対戦となりました。フルミネンセは昨年の優勝チームです。 両チーム、入場の後は、国歌斉唱。 小雨が降ったり止んだりの中、朝10時にキックオフ。 そして、前半のうちに、フルミネンセが先制します。この試合、日本から参加した4チームは、選手とスタッフ、全員が観戦。頂点を争う激闘を見守ります。 決勝を戦う両チームが、地元リオのクラブだけに、選手達の家族も多く応援に駆けつける中、スタンドで地元の人達と仲良くなってしまった選手達も。 後半は互いに一歩も譲らない激闘に。 そして、フルミネンセが1対0とリードのまま、試合終了。2019年、フルミネンセの連覇が決まりました! 歓喜のフルミネンセの中には、感極まって泣き出す選手も。がっくりと座り込むヴァスコの選手達の中にも、涙。ここまで来るために、どれほどの努力があり、どれほど厳しい戦いを乗り越えてきたかが伺えます。文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique……

> 過去の記事一覧