アントラーズ3チームの修了式
[2024.09.15]
第24回日本ブラジル友好カップ、公式戦を戦い終えたアントラーズの下部組織3チーム 鹿島、ノルテ、つくばは、遠征期間をフルに生かすべく、準決勝の日には、バイーア州から参戦していたヴィトーリアと親善試合を行いました。
決勝の日は、フラメンゴとコリンチャンスによる、その頂上対決を観戦。自分たちもそこに到達するために戦い、届かなかった場所。優勝を争うチームの真剣勝負は大いに刺激になったはず。
そして、ハーフタイムには、ジーコの息子であり、現在はCFZジーコサッカーセンター社長を務めるチアーゴとの修了式に臨みました。
チアーゴからは「毎年日本勢を応援しているよ。今年は、昨年の鹿島が到達した準決勝には進出できなかったけれど、強豪ばかりが集う大会で、鹿島だけでなく、初めてノルテもグループリーグを突破した。技術力をはじめ、本当に年々成長している。この経験を糧にこれからも頑張って欲しい」と激励の言葉がありました。
そして、一人ひとりに修了証書が手渡され、スタートの時と同じく、笑顔で大会参加が締めくくられました。
★おまけ
この大会の総合コーディネーターを務めるフェルナンド・バヌッチは、現在ジーコのブラジルでの相棒のような形でマルチに活躍する一方で、本来は監督・指導者。来日して、アントラーズアカデミーで指導をしてくれたこともあります。今回はその時のメンバーだった、羽田煌士郎、小笠原央、曽ヶ端輝、鈴木翔尊が、U-15に成長して、大会で嬉しい再会を果たしました。
文=藤原清美、写真=Jorge Ventura