日伯友好カップ

CFZ会長、チアーゴの大会総括

[2019.09.13]

第22回日本ブラジル友好カップも大成功に終わった直後、ジーコの三男であり、CFZジーコサッカーセンター会長であるチアーゴに、大会を総括してもらいました。
チアーゴは会長として、鹿島アントラーズ育成部長であり、ジーコと共に大会を生み出し、運営してきた高島雄大さん、大会コーディネーターのフェルナンド・バヌッチ、同じくコーディネーターのウェンデルソン・ホーザと共に、運営を統括。

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日本勢の試合はもちろん、可能な限り、連日の試合に立ち会いつつ、

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必要に応じて、スタッフと共に、細かい作業もフォローと、毎日忙しい日々の中で、

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日本から来た、プレイベントの市川トレセンや、本大会出場の日本選抜、アントラーズの鹿島、ノルテ、つくばを全面的にサポートしてくれました。

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日本勢の指導陣と、大会スタッフによる草サッカーでは、元選手であるチアーゴも、もちろんプレーして、一緒に楽しく汗を流しました。

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そんなチアーゴのインタビューです。

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Q:今年の日本の4チームの参加をどう評価しますか?

A:すごく良かったと思う。全22回の友好カップでの中でも、日本勢はすべてのチームが、最も良い参加をしてくれた。

ノルテも、もう少しでグループリーグを突破できるところだった。
鹿島は決勝トーナメントに進出した。準々決勝では、その後、準優勝するヴァスコに敗れたけど、とても難しい試合を、延長まで持ち込んだんだ。
日本選抜も最高の試合をした。それによって、グレミオをグループリーグ敗退にまで追いやった。
つくばも重要な役割を果たした。

そういうふうに、日本勢は素晴らしい参加ができたと評価している。年を追う毎に、進歩しているし、成長している。

傾向としては、数年後には、タイトルを争うことになるかもしれないと思っているよ。

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Q:CFZ会長として、この大会の成功を総括してもらえれば。

A:すごく良かった。みんな、幸せに思っているし、出場してくれたすべてのチームは、満足してくれていると信じている。
非常に良い運営ができたし、審判も非常に良かった。
芝は、もっと良ければというところだけど、来年に向けて、より良いピッチのコンディションにするために、仕事を進めるつもりだ。

一番良かったのは、これという混乱もなかったし、みんなが互いに尊重し合えたことだ。

参加チームは美しいサッカーをしてくれた。フルミネンセはより良いサッカーをしたと思うし、おめでとうを言いたい。

一番重要なのは、16チームがみんな、非常に良い姿勢で臨んでくれたことだ。
大会全体として、非常にポジティブに評価できると信じているよ。

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Q:最後に、U−15で頑張っている、すべての選手と指導者にメッセージを。

A:幸運を祈るよ。

僕もそちら側でやっていたことがあるんだ。プレーしていたし、その年代でもやっていた。
だから、将来の夢を持つことが、どれほど大事なことか、分かっているよ。サッカー選手になりたい、プロフェッショナルな指導者になりたい、というね。

だから、みんなの幸運を祈るし、その仕事におめでとうを言いたい。
いつでも、インスピレーションを得ながら、勉強していって欲しい。ますます成長していくためにね。

Q:素晴らしい成功をおめでとう!

A:ありがとう!

文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique

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