日本選抜第3節、ポルトゥゲーザに5対1の大勝でグループリーグ突破
[2019.08.31]
日本選抜の第3節は、ポルトゥゲーザが対戦相手。
ここまで1勝1敗、まずは勝つことが決勝トーナメント進出への条件です。
昨日の大敗のショックを払拭し、闘志むき出しに戦う選手達。
前半はまず、1対0で終了。
ハーフタイム、ここから勝負を賭けるべく、念入りに打ち合わせ。
ポルトゥゲーザの中に、倒れる選手が出たほどの炎天下の試合、途中に給水タイムが入るほか、タイミングを見ながら、水を飲んだり、首を冷やすなどの対応も。
後半は、日本選抜の攻撃力がブレイクしました。
PKから、FKから、そして、流れの中でも点を決め、後半だけで4ゴール。
終了間際にポルトゥゲーザに1点を返されたものの、最終的に5対1で、グループリーグ突破を決めました。
なお、この試合はジーコのFacebookで生中継されました。
<試合>
日本選抜 5×1 ポルトゥゲーザ
GK:海本
DF:西、渡邉、竹内、寺阪
MF:岩崎(行徳)、緒方(宮崎)、伊藤(後藤)、松村
FW:小原(濱田)、末谷(熊田)
日本選抜の得点者
松村晃助(2)、緒方夏暉、小原由敬、西凜誓
★宮沢正史コーチの総括(Q:今日の試合の総括)すごい厳しい試合だったんですけど、選手が良く頑張って、いいゲームが出来たんじゃないかなと思っています。
(Q:3試合での選手達の変化)昨日のヴァスコとの試合が、0対7という残念な試合になってしまったんですけど、そこから学んだということで、すごい成長出来たんじゃないかなと思います。
特に、球際のところで、昨日はほとんど負けているような状況だったんですけど、今日は体張って、みんなで、総力で勝とう、という話をしてきたんで、それが、結果に繋がって良かったんじゃないかなと思います。
(Q:ブラジル人の印象)ブラジルの選手っていうのは、もうやはり、ゴールに向かっていく姿勢であったりとか、ボールを奪いにいく姿勢であったりとか、そこがもう、ずば抜けてすごいので、日本の選手達も学んでいかないといけないところだと思います。
(Q:日本選抜が勝ち上がった要因)そういう相手に対して、やはり、球際で負けない、というところ、勝負したところもそうですし、それをうまく利用して、自分達のボールを動かしながら、ということが、出来たんじゃないかなと思います。
(Q:決勝トーナメントへの準備)より強い相手とやれる機会を得たので、それに対して、どれぐらい出来るのか、ということですね。やはり、戦わないと勝つことはできないと思いますので、またコンディションを整えて、みんなで勝てるように、頑張りたいと思います。
文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique