日伯友好カップ

市川トレセン、立岡GMの総括

[2019.08.15]

日本ブラジル友好カップが始まって22年。立岡康徳GMは、その大会がスタートする以前から、四半世紀にわたって、リオ遠征を実現してきた強者中の強者です。
今年は監督を若手の安藤賢二さんに任せ、ゼネラルマネージャーとしてチームを率いてきました。
その立岡GMに、今年の遠征の総括と、今後のプランについてお聞きしました。

Entrevistatateokagm2

Q:まずは、今回の市川トレセンの、遠征前の目標と、実際の成果をお願いします。

A:ブラジルに来るにあたって、チームを作り上げていく段階の中で、毎年チームが変わってくるので、なかなか毎回、同じコンセプトで出来ないところはあるんですね。

ただ、このチームはとにかく、コミュニケーションを取りながら、自分達の力を発揮出来るサッカーをしていこうぜ、という話をしながら、やってきたんです。

で、子供達にも言ったんですけど、ここに来て、一試合ごとに、試合を重ねるごとに、それが少しずつ、達成できたかな、という感触を持っています。

ゲームの内容の中でも、すごく良いプレーがあったり、個々のプレーで良いところを出せるようになってきたので、彼らの成長に繋がっているのかなと思うし、彼らもここへ来て、成長を遂げることができたんじゃないかな、というふうに思っています。

まだこれから、上のカテゴリーでも続けていって欲しい、ということを、今、簡単に話はしたんですけど。

特に最終戦の3本目は、そう言って送り出したんですよね。まぁ、そんな感じです。

Photo_20190815191101

Q:市川がここまで、毎年リオ遠征に来るのは、簡単なことではなかったと思います。それを続けて来られた上に、市川は年々成長も遂げています。今後のプランは?

A:今後も当然、支援する方々がいて下さるので、これを継続していくことですね。

ただ、僕らの体制を、もう少し強化していかないといけないなと。

昨日もちょっと安藤監督と話をしたんですけど、代表が私で、監督が安藤先生で、という形で、他に何人かスタッフが来てくれているんですけど、その体制をもっとしっかりしたものにして、活動を継続させていきたいな、というふうに思っているんですよね。

今、トレセンのスタッフとして手伝ってくれるメンバーの中には、過去にこのリオ遠征に来ているメンバーが何人もいるんですよ。

だから、今後の継続と成長のためにも、そういう形でまた戻ってきてくれるような、リサイクル、と言うか、市川のサイクルを作り上げていくのが、僕らのこれからの仕事かな、と。

まぁ、僕があと何年できるか分からないですけど、そういう体制を作って、道をしっかりしたものに出来たらいいなと思っています。

これからも10年、20年と続けられるような体制を、作りたいなと思っています。

Entrevistatateokagm3

Q:帰国後、直接報告をされると思いますが、ここでも、ジーコにメッセージをお願いします。

言いたいのは「ありがとう」の言葉です。
大会関係者の皆さんにも感謝をしています。
子供達は良い経験をしたし、ここでプレーするのは、価値あることだと思っています。
だから、来年もここへ戻ってきます。ありがとう!

★立岡GM、実はこのジーコへのメッセージを、ポルトガル語で語ってくれました。
またあらためて、立岡GMのポルトガル語の映像も、皆さんに見てもらえる形を考えたいと思っています。
修了式の際にも、CFZジーコサッカーセンター会長であり、ジーコの三男でもあるチアーゴ、大会コーディネーターのフェルナンド、一緒に指導してくれたデラシーコーチに、ポルトガル語で感謝の挨拶。
市川トレセンのリオ遠征の意義や、その価値の大きさを、誰よりも知る立岡GMの情熱は、こういうところにも表れているんですね。
1週間の遠征を終え、日本に到着したら、その日から来年のリオ遠征に向けての仕事が始まる、とも言われていました。
本当にお疲れ様でした。

文=藤原清美、写真=Jorge Ventura

in [日伯友好カップ] |

< 前の記事へ | 最新の記事へ | 次の記事へ >