ジーコから日本のU−15サッカーへ
[2018.09.06]
今回参加した選手や指導者の皆さんだけでなく、日本の育成年代のサッカー、引いては日本サッカーに携わるすべての方々や、サポーターの皆さんと、この場を通して共有すべき、ジーコの言葉をご覧下さい。
Q:今年の日本の4チームをどう評価していますか?
A:非常に良かったよ。というのも、1チームを25%と考えると、50%が決勝トーナメントに進出したんだから。鹿島とJリーグ選抜がね。しかも、Jリーグはもう少しで決勝に進出できそうなほどだった。
多分、今大会で最も良いサッカーをしたチームの1つが、Jリーグ選抜だったんじゃないかな。みんなが、彼らのプレースタイルに魅了されていた。残念ながら、準決勝の試合では、少しプレッシャーを感じてしまったため、突破できなかったとは言えね。
私達はとても幸せに思っているよ。日本の選手のパフォーマンスは素晴らしかった。でも、今に始まったことじゃないんだ。これまで日本ブラジル友好カップに出場してきた49人の少年達が、その後、Jリーグでプレーしている。それに今、鹿島のレギュラーとして活躍している選手達も多い。
私達はこの大会が、日本サッカーだけでなく、ブラジルサッカーでも、結果を出していることを幸せに思うよ。その証拠に、ブラジルのU−14、15代表の監督が、大会中、ここに来て視察をしていた。だからこそ、ここに出場した多くの選手達が、代表に招集されているんだと思うよ。
Q:日本のU−15のサッカーがここまで成長した理由は?そして、さらに成長するためには、何をするべきですか?
A:この国際交流を続けていくことだよ。
私達は、鹿島の成長を見ている。というのも、(アントラーズの育成部長)高島は、下部組織のチームを、世界のどこへでも、あらゆる大会のために連れていっている。
できるだけ多くの大会に参加し、できるだけ様々なベースを持つサッカーを知ることだ。ブラジルであれ、ヨーロッパであれ、アジアであれ、重要なのは、対戦すること。
そういうわけで、鹿島の下部組織は多くの遠征をし、多くの大会で試合をしている。それが、日本の少年達の成長にとって、大きな助けになっているんだよ。
文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique


