対戦相手に聞く:グレミオ選手バウベル
[2018.09.06]
グレミオはグループリーグ第2戦で、アントラーズノルテに3対2で勝利、準々決勝ではJリーグ選抜に、1対2で敗れました。
その準々決勝Jリーグ選抜戦のすぐ後に、話を聞きました。
まずは、バウベル選手。彼は、横浜フリューゲルスと横浜F・マリノスでプレーしたFW,バウベル選手の息子さんです。
Q:今日の試合を振り返って。
A:僕らにとっては、期待通りにいかない試合だった。日本のチームが勝利に値しないとか、勝てると思っていた、と言うわけじゃなく、個々の力が優れた2チームの戦いだった。そこで、相手が僕らのチームを倒してしまったということだ。
日本のチームがどういうサッカーをするのかは知らなかったけど。すごく良くオーガナイズされ、とても良いチームだった。日本のチームには、僕らを上回ったことにおめでとうを言いたい。そして、この大会で先へ進むことにもね。
Q:その中で、あなたは何が出来、何に困難を感じましたか?
A:日本のチームは、プレーをどうこう言う前に、試合中、走るのをやめないんだ。なんてことだ。太陽が照りつける、こういう暑さは慣れていないだろうに、走るのをやめない。それは、彼らの勝利の一番重要な理由だったと思う。
Q:あなたのお父さんは、日本サッカーの成長をすごく手助けしてくれました。そして今、あなたの夢は?
A:僕の父は日本でプレーしたんだ。2年間だったと思う。今はいつでも僕を手助けしてくれるし、アドバイスをくれる。今日も、日本はすごく闘争的だとか、日本はすごく走る、ということまで、教えてくれていたんだ。そうやって手助けしてくれている。
今は少し悲しいけど、僕もまずは、次の大会に向けて、頑張らなくちゃいけない。
文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique