日伯友好カップ

対戦相手に聞く:コリンチャンス監督レアンドロ

[2018.09.07]

コリンチャンスは今大会、日本勢とは、グループリーグ第2戦でつくばに6対2で勝利、3位決定戦では、3対2でJリーグ選抜に勝利しました。
3位決定戦の後、チームで輪になって話していた、レアンドロ監督の話を聞きました。

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Q:今日の試合を振り返って。

A:とても重要な試合だった。非常に真摯な技術委員会に率いられた、とてもクオリティの高いチームとの対戦。こういうチームとの試合に勝てただけでも、僕らにとってはとても誇りに思えることだよ。

 

Q:日本の選手達も、真摯に戦ったけど、勝つことはできませんでした。彼らがもっと学び、向上させるべきところはどこでしょう?

A:それはサッカーの試合の大きな要素なんだ。僕らも今日は試合に勝てたけど、必死に戦って、敗れたこともある。彼らはこの大会を通して、素晴らしい試合をしてきたよ。思うに、彼らだけじゃなく、すべてのチームが、勝つか負けるかに関わらず、戦わなければならないということだ。

彼らに言えるのは、信念を持ち続けること。自分達がやっていることは正しいんだと信じること。自分の中にそれがあれば、自分達のやっていることが真実となり、戦い、成長し、進歩することができるんだよ。

 

Q:U−15のチームを指導する上で、皆さんが一番力を入れている面は?

A:それは、いい質問だね。僕らがこの指導陣だけでなく、クラブとも、やるべき仕事を分け合っておこなっているのは、まずは個人を成長させ、それをチームとして昇華させる、ということ。

下部組織の、つまり育成部門の主な目的は、選手を育成するということ。だから、僕らは選手1人1人、つまり個を成長させることに集中している。

その後で、それを今日のように、Jリーグ選抜という良いチームと戦ったような、素晴らしい試合をするために、チームの力に転換させようとしているんだ。

 

Q:今、選手達に「誇り」という言葉を多く語っていましたね。彼らが戦ったことを誇りに思う、と。彼らに何を伝えたかったんですか?

A:伝えたかったことは…、これを撮影して欲しいと頼みたいほどなんだ。最初から最後まで、一緒に戦っている僕らの技術委員会なんだけど、プレー分析のアウレーリオ、フィジカルコーチのシローマ、GKコーチのエヴェルトン、理学療法士のエヴェルトン、クラブの医師であるDr.ホージェル。

つまり、それを彼らに伝えたいんだ。

1つめは、誰もが着たくても着られるものではない、これほどのクラブのシャツを着ることへの誇り。

2つめは、1人で何かを築き上げることが出来る人なんて、誰もいないということ。ここでは、みんなで一緒に築き上げる。この技術委員会と、選手達とでね。

そういうことだ、1人1人を成長させるんだけど、みんなで一緒に築き上げる。

こういう環境の中でやれることを、誇りに思って、やっていこう、ということだよ。

 

Q:皆さんの考え方と勝利に、おめでとう。

A:ありがとう。みんなの大きな成功を祈っている。そして、この素晴らしいイベントにおめでとう!

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ちなみに、このインタビューをしようとレアンドロ監督に声をかけた時、監督はスタッフ全員を呼び集め、みんなを代表して応える、という形を取りました。監督の言う「みんなで一緒に築き上げる」というスピリットは、そこまで徹底されているんですね。

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文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique

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