市川第3戦、ついに勝利!
[2018.08.13]
市川トレセンの第3戦は、午前8時にキックオフ。朝早いにも関わらず、選手達はしっかりウォーミングアップをし、ミーティングで試合に備えます。

今日の相手は、CFZジーコサッカーセンター・スクールからの選抜チーム。指揮を執るのは、大会コーディネーターのフェルナンド・バヌッチさんです。いつもはコーディネーターとして、時には厳しく、また時には陽気に、温かく接してくれるフェルナンドですが、この日は監督として、また違った厳しい表情です。
リオ遠征での4戦中、最初の2試合に敗れたことで、昨夜は選手達とじっくり話し合ったという市川指導陣。この日はとりあえず、指示の声は控えめにして、選手達にやらせてみよう、という形でスタートしました。立岡監督、伊藤団長、多田トレーナーはもちろん、通訳の小林さんも、ジーコやデラシーコーチが日頃から話していることを、時間をかけて、選手達に伝えたそうです。
この日は20分×3ピリオド制で対戦。ここまでの経験や、昨夜の話し合いが、第1ピリオドから早速、成果となって現れ始めました。まずは無失点に抑え、0対0。

ハーフタイムには、監督からの全体的な指示や修正の他、個別のアドバイスなども行われます。
この日の市川、昨日までと大きく変わったことがあります。それは、コーチング。まずは第1ピリオドから、ベンチにいる選手達の声かけが始まり、第2ピリオドになると、それがピッチの中にも伝染。動きや気持ちの両面で、互いに指示を出し合い、鼓舞し合い、集中力を維持して、再び0対0。
実は今日の相手のCFZスクールは、13歳から16歳までの、年齢混合チーム。ある意味、ブラジルの子供達が、年齢も様々な近所の友達との草サッカーで学ぶのに似て、U−15の市川も、年上も含め、自分とは違った年齢の選手達がいる中での試合という、また違った経験をすることができました。
市川の友好カップ参加はプレイベント。本大会ではない分、逆にそれを活かして、3ピリオド制を採用して、全員が出場できたり、試合の展開によって立て直す方法を学ぶ機会を多く得たり、こうしてU−15に限らないカテゴリーでプレーをするなど、様々な、そして貴重な体験をしています。
そして第3ピリオド、試合が動きました。市川の攻撃により、相手のオウンゴールを誘ったのです。1対0。これが決勝点となり、市川が今回の遠征初勝利を収めました!
最後は両チーム一緒に写真撮影。変則的な対戦を組み、市川に大きな経験をさせてくれたCFZスクールと友好カップ、ありがとう!
<試合>
市川 1×0 CFZスクール
第1ピリオド
GK 木村
DF 東垂水、桐畑、久我、池田
MF 岩村、原田、中野上、曽我部
FW 平賀、汲田
第2ピリオド
GK 木村
DF 東垂水、松波、丸田、池田
MF 岩村、米山、中野上、曽我部
FW 平賀、江寺
第3ピリオド
GK 木村
DF 東垂水、松波、丸田、池田
MF 岩村、米山、久我、原田
FW 汲田、江寺
得点:CFZのオウンゴール
★立岡康徳監督の今日の総括
文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique



今日の相手は、CFZジーコサッカーセンター・スクールからの選抜チーム。指揮を執るのは、大会コーディネーターのフェルナンド・バヌッチさんです。いつもはコーディネーターとして、時には厳しく、また時には陽気に、温かく接してくれるフェルナンドですが、この日は監督として、また違った厳しい表情です。

リオ遠征での4戦中、最初の2試合に敗れたことで、昨夜は選手達とじっくり話し合ったという市川指導陣。この日はとりあえず、指示の声は控えめにして、選手達にやらせてみよう、という形でスタートしました。立岡監督、伊藤団長、多田トレーナーはもちろん、通訳の小林さんも、ジーコやデラシーコーチが日頃から話していることを、時間をかけて、選手達に伝えたそうです。

この日は20分×3ピリオド制で対戦。ここまでの経験や、昨夜の話し合いが、第1ピリオドから早速、成果となって現れ始めました。まずは無失点に抑え、0対0。



ハーフタイムには、監督からの全体的な指示や修正の他、個別のアドバイスなども行われます。



この日の市川、昨日までと大きく変わったことがあります。それは、コーチング。まずは第1ピリオドから、ベンチにいる選手達の声かけが始まり、第2ピリオドになると、それがピッチの中にも伝染。動きや気持ちの両面で、互いに指示を出し合い、鼓舞し合い、集中力を維持して、再び0対0。




実は今日の相手のCFZスクールは、13歳から16歳までの、年齢混合チーム。ある意味、ブラジルの子供達が、年齢も様々な近所の友達との草サッカーで学ぶのに似て、U−15の市川も、年上も含め、自分とは違った年齢の選手達がいる中での試合という、また違った経験をすることができました。
市川の友好カップ参加はプレイベント。本大会ではない分、逆にそれを活かして、3ピリオド制を採用して、全員が出場できたり、試合の展開によって立て直す方法を学ぶ機会を多く得たり、こうしてU−15に限らないカテゴリーでプレーをするなど、様々な、そして貴重な体験をしています。



そして第3ピリオド、試合が動きました。市川の攻撃により、相手のオウンゴールを誘ったのです。1対0。これが決勝点となり、市川が今回の遠征初勝利を収めました!

最後は両チーム一緒に写真撮影。変則的な対戦を組み、市川に大きな経験をさせてくれたCFZスクールと友好カップ、ありがとう!
<試合>
市川 1×0 CFZスクール
第1ピリオド
GK 木村
DF 東垂水、桐畑、久我、池田
MF 岩村、原田、中野上、曽我部
FW 平賀、汲田
第2ピリオド
GK 木村
DF 東垂水、松波、丸田、池田
MF 岩村、米山、中野上、曽我部
FW 平賀、江寺
第3ピリオド
GK 木村
DF 東垂水、松波、丸田、池田
MF 岩村、米山、久我、原田
FW 汲田、江寺
得点:CFZのオウンゴール
★立岡康徳監督の今日の総括

今日は前日の試合の反省を踏まえて戦えた、というところですね。前回も話したように、4つのポイントがあって、コーチング、1対1での相手と間合い、ボディコンタクト、ボールの動かし方、そんなことを、子供達とも再度、話しました。
良かったのは、子供達だけで、ゲームに関わることを話し合ってくれたことが、成果として現れ、今回、ベンチサイドでも声を掛け、ゲームの中でも、お互い声を掛け合いながらプレーできたこと。それで多少、技術的な部分で劣るところを、チームワークで、何とか乗り切ることができたのかなと思っています。
まぁ、得点としては、ああいう形(※相手のオウンゴール)だったんですけど、そういうところまで追い込めることができたことが、今回の良かった点じゃないかなと思っています。
また明日も、今日の結果を踏まえて、さらにより良いものを引き出してあげられるように、スタッフとしても考えながら、今日の時間を過ごしていきたいなと思っています。明日は最終戦なので、また良いゲームが出来るように、頑張りたいと思います。
文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique