日伯友好カップ

つくば、激戦の引き分け

[2017.08.31]

ここまで、サントス、グレミオという強豪を相手に、敗れながらも収穫と手応えを感じてきたつくば。
3試合目はCFZウニオンを相手に、なんとか1勝をもぎ取りたいところ。

Photo_48
Photo_49
Photo_51
Photo_52
CFZユニオンに先制点を譲ったものの、つくばもすかさず1点を返し、同点でハーフタイム。

Photo_54
後半、つくばに次々とハプニングが訪れます。
DF菊池が肩を痛めてピッチを去った後、チェックした伊藤トレーナーの判断で、医療チームが呼ばれ、救急車で病院へ。

Photo_55
また、CFZユニオン指導陣の指摘で、つくばの数人の選手達のスパイクに、使用してはいけない材質が使われている、ということになり、試合中に履き替える場面も。
事前に忠告されていなかったことで、その時間は試合が中断されました。
ブラジルでは、忠告されなくとも、通常、使われない材質だそうで、これもサッカー文化の違い。
国際大会の1つの経験なのかも。

Photo_56

試合の方は、その後半終了間近、つくばがゴールを決め、リードを奪います。
しかし、ロスタイムに入る直前、CFZユニオンに決められ、最後の最後に、2対2の引き分けとなりました。

Photo_57
Photo_58
Photo_59
Photo_60
<試合>
つくば 2×2 CFZユニオン

GK 鈴木
DF 新妻、菊池(柳橋)、浦野、菅谷(関口)
MF 清水(山口)、佐藤(屋宜)、舟崎、堀江
FW 小堤(高木)、篠宮

つくばの得点者:浦野勝利、篠宮潤哉

つくばも他の3チームと同様、ジーコから、その戦いぶりの印象や、今後へのアドバイスなどを語ってもらい、大会出場記念の盾を受け取りました。
そして、みんなでジーコと一緒に写真を撮り、グループリーグを締めくくりました。

Photo_62
Photo_63

★根本裕一監督の総括

Photo_61

(Q:今日の試合の総括)1試合目、2試合目と、選手達は一生懸命やりながらも、なかなか良い結果が出なくて、決勝トーナメントの方にも行けなくなってしまったんですけども、最後はみんなで力を合わせて、勝利を勝ち取ろうという形で入りました。この大会というか、全体的な流れで、“ちょっとした隙でやられてしまう”というのがあるんですが、そこからみんなよく走って、戦って、声出し合って、で、同点に追いついて、勝ち越しゴールも入ったんですけど、まぁ、最後の方で、また自分達のちょっとした隙で、やられてしまいました。

残念ではあるんですけど、またこの大会通じて、選手達が日本に帰った後にも、成長できる期間であったんじゃないかなと。選手達がここで、この3試合で感じたことを、また次に繋げていけるような内容であったんじゃないかなと思っています。結果は残念でしたけど、選手達一人一人の頑張りというか、そこはまた、次に繋がるものを感じたので、良かったんじゃないかなと、いうふうに思います。

(Q:選手達の変化)まず1つ、ピッチ内とピッチ外の環境のところで、思った以上に、選手達が早く慣れました。サッカーの部分で言えば、まず、選手達の表情が日に日に変わっていきました。それがプレーにどう繋がったかというと、負けたくないっていう気持ちと、それが、球際の1対1の勝負であったりとか、最後、ゴールを守る、奪うところでの力強さっていうか、そこは日本にいる時よりも、成長した部分じゃないかなと。

あとはもう、日本ではある程度やれているところが、ここへ来て、何もやれなかった、出来なかったというのは、選手達が一番分かっていると思うので、そういった悔しさが、選手達にとっては一番良い機会になった、もしくは、なるんじゃないかな、というふうに思います。

(Q:監督の感触)ブラジルのチームを見ていると、もちろん、サッカーの部分も上手いんですけど、ほんとにもう1つ1つの勝負にこだわるところ、ゴールを奪う、守るもそうだし、自分の対峙している相手に負けたくないっていうのが伝わってきます。それを、ほんとに日本でも伝えているつもりなんですけど、ここに来ると、より、足りないなと感じましたし、それは、選手に言う僕らコーチも、そういったものを、もっと持たなきゃダメなんじゃないかなと。持ってるつもりでしたけど、僕たちスタッフも、もっと勝負にこだわるっていうか、育てることも大事ですけど、まずサッカーっていうところで、負けたくない、勝ちたいっていう気持ちを持ちながら、僕たちもやっていなかきゃいけないんじゃないかなと。そういうふうに感じました。

文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique

in [日伯友好カップ] |

< 前の記事へ | 最新の記事へ | 次の記事へ >