アントラーズ2戦目、まさかの大敗
[2017.08.30]
バングーとの初戦を0対0で引き分け、何としても得点を、そして勝利を目指したいアントラーズ。
2戦はサンタカタリーナ州の強豪アヴァイーとの対戦です。
この試合は、ジーコのFacebookで生中継された、今日の注目の一戦。
しかし、試合はまさかの展開となります。
前半だけで、4失点。0対4での折り返し。
ハーフタイムでは、選手同士でも意見を出し合っての話し合い。
そして、中村監督からも確認があり、後半の巻き返しを誓います。
そして、アントラーズが目覚めました。
後半中盤、ついに1点を返すと、連発するように、もう1点を追加。
中村監督が「あと20分ある。いけるぞ!」と声をかけると、ピッチの選手達も「どんどん行くぞ!どんどん!」と返します。
最終的に、相手に追加点を奪われ、2対5。
試合終了と共に、ピッチに倒れ込んだのは、アントラーズだけでなく、アヴァイーの選手達も。
スコアこそ、まさかの大敗となりましたが、後半のアントラーズの戦いは、勝利した相手にとっても、簡単なものではなかったことが伺えました。
GK 眞方
DF 谷口、沖田、国府田、船橋
MF 島野(飯塚)、石津、木内(箕輪)、前田(梅津)、柳町
FW 櫻山(宮内)
アントラーズの得点者:宮内輝琉、石津快
★中村幸聖監督の総括
今回は20回大会で、今日はテレビの中継もある中で、アントラーズとして、情けない試合をしてしまった、ということですね。こういう展開にならないように、準備はしてきたつもりだったんですけど、フィジカル的なところと、相手の勢いが、特に最初の方は強いことを、充分、分かってはいたつもりなんですけども、もう一歩、失点したとしても、1点、せめて2点で我慢していれば、後半、相手は足が止まるっていうことは分かってたんですが。まぁ、そういうふうなところで、本当の勝負まで持っていけるようなアプローチの仕方っていうことを、今、考えています。明日はもう、ベストを尽くして、やります。
文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique