日伯友好カップ

市川、ブラジルサッカーの神髄に触れる

[2017.08.17]

市川トレセン、友好カップでの親善試合4連戦も、ついに最終戦を迎えました。
この日の相手は、ブラジルの強豪フラメンゴです。
しかも、会場はフラメンゴのトレーニングセンター。

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もとももと、ブラジルで、ブラジルのチームと対戦するのだから、常にアウェーなんですが、この日はフラメンゴ下部組織の選手達も大勢見守る中での対戦。
まさにアウェー中のアウェー、と言った雰囲気の中で、キックオフ。

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フラメンゴは本大会にも出場するため、今日、市川と対戦するのは、U−15ではなく、U−14のチーム。
しかし、ブラジルサッカーここにあり、というプレーを見せつけられ、前半、3点を奪われます。
ただ、市川もそれでは終わりません。
立岡監督の「下げるな!前に出ろ!」、安藤監督の「人数をかけろ!動け!」の声と共に、市川も1点を返しますが、押されていることは分かっている選手達、ゴール後に歓喜することもなく、真剣な表情のまま、プレーは続きます。

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後半も、選手全員と、ダブル監督、多田トレーナー、伊藤GKコーチ、スタッフもみんなでの総力戦が続きますが、さらに3点を追加された市川。
いろいろな意味で、大きな体験となった、ブラジル4連戦の締めくくりでした。

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<試合>
市川 1×6 フラメンゴ

GK 椎木(新田)
DF 原田(畑)、山田、山口、布施
MF 高田、片岡、榮門、竹本(向田)
FW 伊吹、斎藤

市川トレセンの得点者:佐藤幹太

★安藤賢二監督、友好カップを語る

Ando

(Q:今日の試合の総括)とてもレベルの高いチームとの試合ということで、選手達も想定はしていたんですけども、それ以上に、止める、蹴る、走り出す、という技術が高い相手でした。

やれた部分と、相手にやられてしまった部分っていうのが、よく分かるゲーム内容だったので、選手達は出来なかった部分を、次にどういうふうに改善していくかっていうことと、できた部分を増やすために、もっとどうしたらいいかっていうのを、この後も考えてもらって、成長の糧にして欲しいなと思います。

(Q:遠征を通しての選手達の変化)自分達より体が大きいとか、足が速い選手に対して、足元に止まってるボールに対して、または、スペースに流れたボールに対して、どのようにディフェンスをするのか、そこはだいぶ、慣れてきたように思います。この間合いでしっかり守備ができると、日本でもかなり効果的かな、というふうに思います。

攻めの方に関しては、チームを作ってからずっとやってきたことを、やり抜いてきたんですけども、それは日本でもブラジルでも、効果的だった部分がたくさんあったので、このまま質を高めてもらって、1つ、戦術として身につけばいいな、というふうに思います。

(Q:監督自身の収穫)選手の管理、選手のモチベーションの上げ方など、選手を中心として、選手のためにっていう環境が、すごく整っている国だな、というふうに思いました。学校の部活と、地域のクラブチームだと、また意味合いは違ってくると思うんですけど、日本の市川・浦安の中学校の部活動も、そのように、選手のことを考えた指導ができるような環境を、整えていければな、という風に思います。

(Q:お疲れ様でした)ありがとうございました。…うー!!!! 惨敗だー!

★立岡康徳監督、友好カップを語る

Tateoka

(Q:今日の試合の総括)今日はフラメンゴのチームということで、子供達の中でも、モチベーションは高いものがあったんですけども、まぁ、技術的なところとか、自分達のミスから失点したところもあったので、それはこれから、彼らの自分達の中での改善点ですね。全体を通して、今、子供達の中では、自分達がやれることは、やり切れた、というのは、あったんじゃないかなと思います。

(Q:遠征を通しての選手達の変化)この大会に向けても、幾つかの試合をこなしながら来たんですけども、1試合1試合を重ねるごとに、子供達の中では、チームの形が少しずつ見えてきたんじゃないかな、というのがあります。また今回、このブラジルの大会の中で、ブラジル人選手との違いを体感しながら、少しずつ戦えるチームになってきたんじゃないかなと。

今日のフラメンゴとの試合の中でも、しっかりと、1対1で戦えた部分もあるので、彼らの中で、成長があったんじゃないかなと思います。常に彼らに言っているのは、勝敗よりも、まずは一人一人ができるようになったことがあれば、僕らにとっても、トレセンで1年間やってきたことの証明としてね、すごくうれしく思う、と。

今日は、勝てはしなかったんですけども、チームとして成長したことや、個人、選手一人一人が上手になってきたことを、うれしく思います。非常に、ありがたかったです。

(Q:監督自身の収穫)やっぱり、日本でやっている時の、選手個々のモチベーションが、ここブラジルに来て、もちろんですが、徐々に上がってきたし、上手な選手達を見ることによって、少しずつ、血となり、肉となり、繋がっていくんだなというのを、あらためて感じましたね。子供達が、1試合ごとにすごく成長していくのを感じました。

このように、この大会はすごく意義があるものなので、これからも参加を続けていきたいなと思います。ありがとうございます。

★そしてやっぱり

昨日もご紹介した「回る監督」、感謝のあまり、今日も回りました。
しかも、日を追う毎に、回転の速度がゆーっくり、遅くなっていくのは、もちろん、夢を託してくれたスポンサー各社のお名前が、しっかりとカメラの前に現れるように。
監督、分かってらっしゃる、というわけで、ご紹介します。

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ありがとうございました!
この後は、市川トレセン感動の修了式です。

文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique

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