ジーコ、日本勢の戦いを総括
[2016.09.13]
2016年8月、第19回を迎える日本ブラジル友好カップは、例年と同じく、大成功のうちに幕を閉じました。
ジーコ率いる運営スタッフの皆さんは、本当に熱くて、少年達により良いコンディションで戦ってもらおうと、奔走してくれました。
そして、何よりみんな陽気で、その奮闘を楽しんでしまえる、素敵なチームです。
本当にありがとう!
大会には、今年も日本から、Jリーグ選抜、鹿島の下部組織であるアントラーズ、ノルテ、つくばの、合わせて4チームが出場し、それぞれに熱い戦いを繰り広げ、多くの経験をしました。
ジーコに、その日本勢の戦いを総括してもらいました。
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今年の友好カップでの、日本の4チームの戦いぶりは、非常に良かったよ。特に、鹿島アントラーズとJリーグ選抜は、非常に良いプレーをしていた。
Jリーグ選抜も、決勝トーナメントに進出してもおかしくなかった。良いサッカーを見せたし、良い選手達がいる。私に言わせれば、大会MVPは、Jリーグ選抜の背番号10(山本理仁)だったよ。
それに、鹿島もそうだ。準々決勝で敗れたが、アトレチコミネイロと最後まで、均衡した試合をした。アトレチコミネイロはその後、準決勝に行き、大会3位になったチームなんだからね。
そういうわけで、日本のチームの大会での戦いぶりを幸せに思うよ。
もし彼らがあと2,3日でも早く来られるなら、結果もさらに良くなるだろう、というのは、いつも思うんだけどね。
ありがとう、ジーコ!
文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique